2012.8.13
・洋風の住宅地
・和風の住宅地

・330㎥
・建て替え?
・500㎥
・南向き
・南下がり
・一旦停止を考えると
・国土利用の歴史に行き着く
・建ぺい率と容積率
・あちこちの住宅地
・江戸のまちなみ
・ホームパーティーをやろう
・駐車場がなくっちゃね
・路上駐車

一旦停止を考えると

一旦停止義務違反で反則金を払わされたことのある人は珍しくないと思います。

私も10年に一遍くらいやっています。ところがあれは運転者の過失というよりも、まちなみの方に構造的欠陥があるのですね。



12年前、2000年春にシアトルの知り合いの大工の家から街に出かけようと車を発車させました。次の角の左手に車が居るので止まると、走り出したその車の運転手ー同年輩のオヤジが怒っています。

"First in, first out!"

とか怒鳴ると、アクセルをブイッとふかして走り去ったのでありました。

はて、何も悪いことをした覚えは無いがと、そこまでの行動を思い出してみました。アニメでご覧下さい。


m4v


よくよく考えて思い出したのは、向こうの車は遠くからでもよく見えていた、ということです。

ところが私は永年の癖で、完全に停止したのは、車の先端が横断歩道の中程まで達した時でした。どうも向こうのオヤジは「停止線オーバー。」を怒っていたらしいのです。間合いからすると、こちらが後から来たのに、先に停止線を越えたので、先に進行しようとしている様、受け取った様です。

どうしてこんな癖がついているかと言えば、ご存知の通り我が国では停止線で停止しても、それだけでは安全が確認出来ません。停止線で一旦停止して、それから左右の道路が見通せるところまで微速で進行しなければならないのです。アニメでご覧下さい。
m4v

停止線で停止しただけでは安全が確認出来ないのは何故かと言えば、道路が狭すぎるのですね。

何故だ?

というわけで、まちなみの成り立ちを振り返ってみました。

一旦停止を考えると国土利用計画に行き着く