2004.6月のデータ(2004/06/06の湿原風景) |
「散策路図」の12、20番付近では、チゴザサが咲いています。 小さな花をルーペで覗いて見ると、その美しさに驚かされます。 画像はデジカメに15倍のルーペを取り付け撮影したものです。 全体像は、こちらをご覧ください。 |
湿原のあちらこちらで、トウカイコモウセンゴケ、モウセンゴケが咲いています。 トウカイコモウセンゴケは晴れた日の午前中しか開花しません。 トウカイコモウセンゴケとモウセンゴケの比較はこちらをご覧ください。 |
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「散策路図」の20番から出入り口へ向かった左側では、ハンゲショウが咲き始めました。 このハンゲショウは、元々は葦毛湿原には自生していない植物であり、何者かによって”植え込まれた”ものです。 毎年、このページでも訴えていますが、”植え込み”という行為は、とても大きな問題なのです。 ”植え込み”は、湿原の生態系のバランスを崩したり、植物地理的混乱を招くことになり、あってはならない行為なのです。 |
「散策路図」の5番付近や湿原周辺では、リョウブのつぼみが膨らんでいます。 花は、もう少し暑くなってから咲きます。 湿原周辺でも何カ所かで見られますが、「散策路図」の5番付近のものが高さも低く観察しやすいです。 |
「散策路図」の5,12,14番付近では、イソノキが咲き始めました。 花は画像中央に見えるように、開いたかどうか分からないような半開きの状態ですが、これで完全に開花しています。 こんなに小さな花ですが、多くの虫を呼び寄せ大半が結実します。 |
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「散策路図」の5,12,15番付近では、ノハナショウブが咲き始めました。 これから、湿原のあちらこちらで見られるようになります。 今日は雨模様の葦毛湿原でしたが、この花ほど雨が似合う花もないのではと思います。 |
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