2004.12月のデータ(2004/12/04の湿原風景) |
湿原周辺の林縁では、フユイチゴの実が目立ちます。 実は美味しく、翌年の早春まで味わうことができます。 |
湿原内のあちこちでハルリンドウのロゼットが見られます。 ハルリンドウはこのような状態で冬を越します。今から春の準備ができている様子ですね。 今年は、画像のような立派なロゼットが多いので春には多くの花が期待できそうです。 |
湿原周辺の雑木林では、ヒメカンアオイが咲き始めました。 まだ萼裂片は完全に開いていないので咲き始めといった状態です。 |
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葦毛で見られるカンアオイは、上記のヒメカンアオイとイワタカンアオイの2種類です。 ヒメカンアオイとの比較にイワタカンアオイを掲載しました。 カンアオイは地域によって変異が大きいので一概には言えませんが、葦毛で見られる違いは次のようになります。 ヒメカンアオイ・・・葉は丸く、花は小型で萼筒が短いため蘂は開口部まで達する。 イワタカンアオイ・・・葉はヒメカンアオイより面長で、萼筒は長く内部の隆起線のメッシュは細かい。 |
ハンノキのつぼみが膨らんでいます。早いものは来週には咲きそうです。 湿原内やその周辺に多くありますが、それぞれの木によって咲く時期がずれていますので、まだつぼみの固いものもあります。 |
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湿原やその周辺で見られる花が少なくなってくると、冬芽を見て歩くようにしています。 左の画像はリョウブ。右の画像はネジキの冬芽です。 冬芽は、それぞれが特徴的ですから、色々な冬芽を観察するのも楽しいものです。 |
湿原内やその周辺では、多くの樹木が実を付けています。 特に、真っ赤に色付いた実は目を引きます。 画像はソヨゴの実ですが、他にもウメモドキ、ヤブコウジ、センリョウなど赤い実が目立ちます。また、湿原内ではイヌツゲも黒い実を沢山付けています。 |
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湿原周辺の雑木林ではイワタカンアオイが次々と咲いてきました。 今年は花付きの良い株が多くあります。 同様にヒメカンアオイもあるので、花の様子や葉の違いを比べてみるのも面白いと思います。 |
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