2004.1〜2月のデータ(2004/01/02の湿原風景) |
湿原内やその周辺の雑木林では、ショウジョウバカマのつぼみが膨らんでいます。 もうすぐ、その膨らんだ花芽から濃紫色の花が顔を出しそうです。 葦毛が鼓動し始める日も間もなくですね。 |
湿原背後の尾根近くでは、マンサクが咲いています。 毎年、この時期になると、一足早い春を感じたくて尾根に登ります。 花という花が無い時期だけに、黄色のちじれた花が枝いっぱいに咲いている様子には感激してしまいます。 しかし、何らかの病気で花が咲かずに枯れていく株が年々増えているのは残念なことです。 |
駐車場から湿原へ至る小径の林縁では、ヤマウグイスカグラが咲き始めました。 花のピークは、まだ先ですが、これからポツリポツリと咲いていきます。 花の多い時期に観察すると同じ株の花でありながら、花や花柄に毛が散生するものと毛の無いものとがあります。 花や花柄に毛が無いと言われるウグイスカグラとヤマウグイスカグラは連続的な変化であって、区別する必要はないのかもしれません。 |
今朝は、早朝から大きな牡丹雪が降り、湿原が白く覆われました。 温暖な豊橋で雪が積もるのはとても珍しい事ですが、この冬は二度目の積雪となりました。 珍しい葦毛の雪景色をカメラに収めようとする人が何人も訪れていました。 |
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湿原周辺の雑木林では、ショウジョウバカマが花芽を膨らませています。 その花芽は随分と膨らみ、後は暖かくなるのを待つだけといった状態です。 3月上旬には、この花が湿原の春を告げてくれることでしょう。 |
湿原近くの沢沿いでは、バイケイソウの発芽が昨年末から始まっています。 現在、発芽している物は3cm〜10cm程度ですが、これから次々と発芽してきます。 6月の花の時期には高さ2mを越える程に生長します。 |
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湿原周辺の雑木林では、ソヨゴの真っ赤な実が奇麗です。 この時期、雑木林を散策しているとセンリョウ、マンリョウ、ウメモドキ、ミヤマシキミ、サルトリイバラなどの赤い実が目に入ってきます。 |
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