2004.5月のデータ(2004/05/05の湿原風景) |
「散策路図」の1番付近では、ハンカイソウが咲いています。 大きな黄色の花は、周囲の緑の中で一段と映えます。 ハンカイソウの”はんかい”とは中国の歴史上の人物の名前だということです。 |
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湿原近くの沢沿いでは、バイケイソウが咲き始めました。 今年は、ミカワバイケソウとともに当たり年で多くの株が花を付けています。 バイケイソウは独特の香りがあり、多く咲いているとその香りで存在を知ることがあります。 |
クロミノニシゴリが咲き始めました。 湿原のあちらこちらで見られますが、現在は、「散策路図」の15番付近のものが観察しやすそうです。 この葉を食草としているシロシタホタルガの幼虫も、この時期に見ることができます。 この幼虫は食欲旺盛なので、幼虫が多く付いた株は全ての葉を食べてしまうことがあります。 |
「散策路図」の2番付近では、カザグルマが咲いています。 今年は、カザグルマの花付きが良くありません。年によって花付きに大きくバラツキがあり、また、花はすぐに痛んでしまいますので良い状態で観察するのは、なかなか難しいものです。 |
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湿原入り口の「憩いの広場」では、イボタノキが咲き始めました。 イボタノキは香りが強いものですから、花の盛りの頃には遠くからでも、その存在を感じることがあります。 |
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