2009.12月のデータ          



(2009/12/06の湿原風景)

20091206

【2009.12.30】
 イズセンリョウの実が目立ちます。
イズセンリョウ

 湿原背後の山路では、イズセンリョウの白い果実が目立ちます。
伊豆山神社に多いことから名がついているそうです。雌雄異株ですので実を付けない株もあります。
<P.96>

 その他、
イワタカンアオイ、ヒメカンアオイ、ハンノキが咲いています


【2009.12.19】

 ハルリンドウのロゼットが見られます。
 トウカイコモウセンゴケの葉が綺麗です。
ハルリンドウ

 湿原のあちこちでハルリンドウのロゼットが見られます。
ヌマガヤの枯れた葉に守られるようにして画像のような状態で冬を越します。
中央にはすでに花芽が準備され、暖かくなる春を待つばかりです。
<P.23>

トウカイコモウセンゴケ

 湿原のあちこちでトウカイコモウセンゴケの葉が赤く綺麗です。
この時期の葉は特に赤味が強く綺麗に思えます。
<P56>

 その他、
イワタカンアオイ、ヒメカンアオイ、ハンノキが咲いています。


【2009.12.06】

 ハンノキの雄花序が膨らんできました。
 ウメモドキの真っ赤な実が目立ちます。

ハンノキ

 湿原内やその周辺ではハンノキの雄花序が膨らんでいます。
ハンノキは同じ株での受粉を避けるために、まず雄花が先に咲き花粉を飛ばし、その後で雌花が咲くようになっています。また、株によって雄花の咲く時期も今月中旬頃から2月下旬頃までと時間差があります。
<P.99>

ウメモドキ

 散策路図の19番付近では、ウメモドキの真っ赤な実が目立ちます。
他にも、ソヨゴ、ミヤコイバラ、ヤブコウジ、センリョウなど樹木の赤い実が目立ちます。
これからの花の少ない時期は、木の実を見たり冬芽を観察したりという楽しみ方になります。
<P.92>

 その他、
イワタカンアオイ、ヒメカンアオイが咲いています。



2009.01‾02 2009.03 2009.04 2009.05 2009.06 2009.07
2009.08 2009.09 2009.10 2009.11 2009.12

●過去の観察記録へ