2009.11月のデータ          



(2009/11/03の湿原風景)

20091103

【2009.11.23】
 イワタカンアオイが咲いています。
 フユノハナワラビの胞子葉が見られます。
イワタカンアオイ

 湿原周辺の林ではイワタカンアオイが咲いています。
ここでは、もう一種類のヒメカンアオイも咲いていますが、この仲間の花は落ち葉に埋もれるように咲くので、落ち葉を掻き分けて観察することになります。
地味な花ですが、葉の模様も様々で味わい深い植物です。
<P.98>

フユノハナワラビ

 湿原周辺の林縁では、フユノハナワラビの胞子葉が目立ちます。
胞子の入っているツブツブを花に見立てて名がついているようです。
<P.102>

 その他、
ホソバリンドウが咲いています。
ハンノキの雄花序が膨らんできました。
●ウメモドキ、ソヨゴ、ミヤコイバラ、ヤブコウジ、センリョウなどの赤い実が目立ちます。


【2009.11.03】

 ホソバリンドウが咲き始めました。
 スルガテンナンショウの実が鮮やかです。

ホソバリンドウ

 「散策路図」の16、17番付近でホソバリンドウが咲き始めました。
リンドウの湿原型で、葉が随分と細いのが特徴です。
この花は日が当たらないと開きません。今日は朝から晴天でしたが、画像のように開いてきたのは昼近くになってからです。
<P.90>

スルガテンナンショウ

 湿原周辺の林縁では、スルガテンナンショウの鮮やかな実が目立ちます。
花の時期は実になる部分は円柱型をしているのに、何故か実は押しつぶされたように扁平な形となります。
<P.22、92>

 その他、
●極端に背を低くしたミミカキグサが咲いています。
ヤマラッキョウスイランが咲いています。


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