2009.4月のデータ          



(2009/04/05の湿原風景)

20090405

【2009.04.29】
 ミカワバイケイソウが咲いています。
 オオバウマノスズクサが咲いています。
ミカワバイケイソウ

 ミカワバイケイソウは葦毛湿原を代表する植物ですが、今年は極端に花付きが悪い状態です。
木道付近からは見える株には花がついてなく、画像は湿原近くにある沢沿いで撮影しました。
ミカワバイケイソウの花付きは良い年とそうでない年の差が大きく、その周期もはっきりとしていません。今年は休んでいただき、また多くの花をつけてくれる年を期待しましょう。
<P.30>

オオバウマノスズクサ

 湿原周辺の林縁では、オオバウマノスズクサが咲いています。
数ある花の中でも、そのユニークな形はピカイチだと思います。
まだつぼみも多くあるのでしばらくは楽しめそうです。
<P.33>

 その他、
ハルリンドウはそろそろ終盤です。
●湿原周辺ではコバノガマズミ、カマツカ、オカタツナミソウなどが咲いています。

【2009.04.11】
 ニョイスミレが咲き始めました。
 スルガテンナンショウが咲いています。
ニョイスミレ

 湿原近くの沢沿いでは、ニョイスミレが咲き始めました。
今年は春の進みが早く、現在見られるスミレの仲間はタチツボスミレニオイタチツボスミレフモトスミレです。
<P.19>

スルガテンナンショウ  「散策路図」の3番付近では、スルガテンナンショウが咲いています。
花序の付属体の先端がカギ形になっているのが特徴です。
<P.22>

 その他、
●湿原内のあちこちでハルリンドウが多く咲いています。
●湿原周辺ではアケビが咲き始め、コバノガマズミ、カマツカ、クロバイなどの樹木の花芽が膨らんでいます。


【2009.04.05】
 メギが咲き始めました。
 サルトリイバラが咲き始めました。

メギ

 「散策路図」の2〜3番付近では、メギが咲き始めました。
まだ咲き始めで大半はつぼみですが、小さな黄色の花を下向きにつけています。
別名にコトリトマラズという名があるように、枝には鋭い刺があります。
画像の右下にその刺が確認できます。
<P.21>

サルトリイバラ  湿原周辺の雑木林では、サルトリイバラが咲き始めました。
雑木林の中を散策するときは、この鋭い刺が厄介な存在ですが、花はなかなか美しいものです。
<P.22>
 その他、
●湿原内のあちこちでハルリンドウが多く咲いています。
タチツボスミレニオイタチツボスミレなどが咲いています。


2009.01‾02 2009.03 2009.04 2009.05 2009.06 2009.07
2009.08 2009.09 2009.10 2009.11 2009.12

●過去の観察記録へ