2025.9月のデータ         



(2025/09/06の湿原風景)


【2025.09.27】
 キセルアザミが多く咲いています。
 ムカゴニンジンが多く咲いています。

 湿原内のあちこちで、キセルアザミが多く咲いています。
左の写真はイチモンジセセリが止まっていますが、このように昆虫などが止まり雄しべに刺激を与えると花粉が飛び出す構造になっています。
花は斜め下向きから横向きに咲きますが、花が終わりに近づくと上を向くようになります。

 中央広場の案内板に近い湿原出入り口周辺や湿原西側の湿原出入り口周辺では、ムカゴニンジンが多く咲いています。
以前は、湿原内の一部でまばらに自生していましたが、最近は上述の場所でとても多く咲くようになりました。
花が終わると葉腋に”むかご”ができるので、その様子も見ておきたいものです。

その他、
●湿原内では、シラタマホシクササワギキョウイワショウブミズギボウシサワシロギクノダケが咲いています。
●湿原内では、サワヒヨドリミカヅキグサヒメシロネなどが咲いています。
●湿原内では、アブラガヤ、ヌマガヤ、イヌノハナヒゲが目立つようになりました。




【2025.09.20】

 サワギキョウが咲き始めました。
 サワヒヨドリが咲き始めました。

 「散策路図」の11番付近では、サワギキョウが咲き始めました。
花は鳥が翼を広げたようでもあり、面白い形をしています。
花の盛りは10月になってからですから、これから多く咲くのが楽しみです。

 湿原内のあちこちで、サワヒヨドリが咲き始めました。
花の色には変異が多く、白っぽいものから赤味の強いものまであります。
サワギキョウやサワヒヨドリなど「サワ(沢)」が冠につくのは、湿った所に生えることを意味しています。


その他、
●湿原内では、シラタマホシクサキセルアザミイワショウブミズギボウシサワシロギクノダケが咲いています。
●湿原内では、ミズオトギリ、ムカゴニンジン、ミカヅキグサヒメシロネなどが咲いています。
●湿原内では、アブラガヤ、ヌマガヤ、イヌノハナヒゲが目立つようになりました。



【2025.09.12】

 シラタマホシクサが満開で見頃です。
 キセルアザミの蕾が膨らんでいます。

 湿原内のあちこちで、シラタマホシクサが満開で見頃の状態です。
昔ほどの大群落はありませんが、それでも、あちこちで群落が見られ、見応えがあります。
今月末頃までは十分に楽しめそうです。

 「散策路図」の15番付近では、キセルアザミの蕾が膨らんできました。
中には、気の早い個体が開花しているものがあります。
まだまだ残暑厳しい日が続いていますが、葦毛湿原の植物達はすでに秋の気配になっています。


その他、
●湿原内では、ミズギボウシサワシロギクノダケが咲いています。
●湿原内では、アブラガヤ、ヌマガヤ、イヌノハナヒゲが目立つようになりました
●湿原内では、ミズオトギリ、ムカゴニンジン、ミカヅキグサヒメシロネなどが咲いています。



【2025.09.06】

 ノダケが咲き始めました。
 イワショウブの蕾が膨らんできました。

 「散策路図」の2番付近や4番へ向かう入口付近では、ノダケが咲き始めました。
この周辺では、株数も多く現在は蕾ですから、これからが楽しみです。
暗褐色の小さな花は地味ですが、味わい深い趣があると感じます。

 「散策路図」の4番付近では、イワショウブの蕾が膨らんできました。
これから徐々に花茎を上げ、あちこちで見られるようになります。
早ければ9月中旬頃から咲き始め、9月下旬から10月上旬には見頃になると思います。


その他、
●湿原内では、シラタマホシクサの蕾が随分と膨らみ、見頃一歩手前といった状態です。
●湿原内では、ミズギボウシサワシロギクの花数が増え、あちこちで見られます。
●湿原内では、アブラガヤ、ヌマガヤ、イヌノハナヒゲが目立つようになりました
●湿原内では、ミズオトギリ、ムカゴニンジン、ミカヅキグサヒメシロネなどが咲いています。
●湿原内では、ミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサヒメミミカキグサの日本に自生する4種類全てが見られます。
●湿原周辺では、センニンソウ、コバノカモメヅル、キンミズヒキなどが咲いています。


2025年の観察記録
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