2002.7月のデータ          

 

(2002/07/06の湿原風景)


【2002.07.27】
 
サギソウが咲いています。
 ミズギクが咲いています。
 
 湿原のあちらこちらで、サギソウが見られるようになりました。
花の盛りはこれからで、8月上旬にかけて花数は増えていきます。
しかし、残念なことに葦毛本来の自生しているサギソウ以外の球根が蒔かれていることも事実であります。
このような行為は、同じサギソウであっても遺伝子レベルで考えれば別物であり、明らかに遺伝子汚染の原因となり、大変重要な問題なのです。
盗掘も困った問題ですが、同様に植え込みもあってはならない行為なのです。
 湿原内のあちらこちらで、ミズギクが咲いています。
サギソウと開花を同じ時期にするミズギクですが、今年の開花は少しばかり早い様子です。
白いサギソウと並んだ姿は絵になりますね。
 その他、
ミカヅキグサノリウツギノギラン、ミズオトギリなどが咲いています。
ミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサがさいています。


【2002.07.06】
 
モウセンゴケやトウカイコモウセンゴケが見頃です。
 リョウブが咲き始めました。
 
 湿原のあちらこちらで、モウセンゴケやトウカイコモウセンゴケが多く咲いて見頃の状態です。
左の画像がモウセンゴケ、右の画像がトウカイコモウセンゴケです。
モウセンゴケは曇りの日や午後からでも開花していますが。トウカイコモウセンゴケは、晴れた日の午前中しか開花しませんので、赤花白花の両方を楽しむには晴れた日の午前中ということになります。
モウセンゴケとトウカイコモウセンゴケの比較は、このページをご覧ください。
 湿原内やその周辺では、リョウブが咲き始めました。
観察には、花が低い位置で見られる「散策路図」の4番付近が適しています。
湿原は完全に夏の花たちへとバトンタッチされた様子です。
 その他、
ミカヅキグサチゴザサなどが咲いています。
ミズギクのつぼみが膨らんできました。


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