2002.5月のデータ(2002/05/06の湿原風景) |
湿原近くの沢沿いでは、バイケイソウが咲き始めました。 バイケイソウは名前のように、花はウメの花に似た形をしています。 花は直径3cm弱と大きく、背丈も2m程度となり、それらが林立する様子は迫力があります。 |
画像左から、ソヨゴ、ウメモドキ、イヌツゲの花であり、湿原内では、樹木の花が多く咲いています。 これらの花は直径3〜5mm程度と小さいですが、ルーペ片手に観察するのも面白ものです。 |
湿原入り口付近の「憩いの広場」では、イボタノキが咲き始めました。 イボタノキは香りがやや強く、近づくだけで開花していることがわかります。 また、この木につくイボタロウムシが分泌する白いロウを戸の滑りを良くしたり家具のつや出しに使ったといわれますが、葦毛で見る限りその量は極めて少なく、ロウとして使うほどの量を集めるにはとても大変そうです。 |
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「散策路図」の11番付近では、クロミノニシゴリが咲き始めました。 湿原内にはクロミノニシゴリは点々とあり、これから次々と咲きそうな様子です。 花の左側に写っている虫はシロシタホタルガの幼虫です。 これは、クロミノニシゴリを食草としているのですが、その食欲は旺盛で葉が全て食べ尽くされてしまう株もあるほどです。 |
湿原周辺ではノイバラが咲き始めました。 直径2cm程の白い花を次々と咲かせ、良い香りを漂わせています。 湿原入り口にある憩いの広場や駐車場で多く見られます。 |
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3月上旬に産卵されたアズマヒキガエルの卵がオタマジャクシからカエルへと変態し始めました。 体長1cm強の小さなカエルがピョコピョコ跳ねる様子はとても愛らしいものです。 尾がとれ、完全なカエルになると湿原周辺の藪へ移動していきます。 |
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