2002.9月のデータ(2002/09/08の湿原風景) |
湿原のあちらこちらで、イワショウブが多く咲き見頃の状態です。 つぼみの頃には今年は花数が少ないかと心配していましたが、10日程前から随分と多くの花が咲いています。 ムシトリグサの別名があるように、花茎には粘りがあります。 |
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「散策路図」の19番の西側や湿原近くの雑木林では、ツルリンドウが咲いています。 湿原内のツルリンドウは花盛りですが、雑木林のものはつぼみが多くこれから多くの花をつけます。 真っ赤なリンゴのような実をつける時期も素敵ですので、是非見ておきたいものです。 |
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「散策路図」の1番から3番付近では、スズカアザミが咲き始めました。 この時期、葦毛ではキセルアザミとスズカアザミの両方が見られますが、スズカアザミの方が花が小振りで多くつけるので豪華な感じがします。 |
湿原のあちらこちらで、サワシロギクが見頃の状態となっています。 葦毛のサワシロギクは6月中旬頃から咲き始め、今がピークの状態です。とても花期の長い植物なのです。 花期の終わりには、花弁が赤味を帯びてくるようすも趣があります。 |
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シラタマホシクサがピークの状態となり、多くの人が湿原を訪れています。 画像は散策路図」の9番付近の群落の様子ですが、例年に比べ花数が少ないのは夏場の水不足も影響しているのかもしれません。また、年々その群落が狭まってきているのが気になるところです。 |
湿原のあちらこちらで、シラタマホシクサが見頃の状態になりました。 今年は例年に比べ今一歩といった感じがしまが、それでも「散策路図」の9番付近では大きな群落となり見事な状態です。 来週の連休でも十分楽しむことができます。 |
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「散策路図」の18番の北や20番付近などで、サワヒヨドリが咲いています。 この画像の花は赤みが強いですが、もっと白っぽい花もあります。 湿原に生える植物には、この名のようにサワとかミズとかヤチなどを冠するものが多いですね。 |
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