2002.11月のデータ(2002/11/16の湿原風景) |
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湿原やその周辺では、ハンノキの雄花序が目立つようになりました。 これから葉が全て落ち、雄花序が熟し花粉を飛ばすようになります。 湿原内でハンノキを観察しやすい場所は、「散策路図」の12,13,18,20番付近です。 また、湿原周辺には多くのハンノキがありますが、どれも背が高く花序の観察には向きません。 |
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「散策路図」の2番付近では、メギの赤い実が奇麗です。 これという花が少ない代わりに、多くの樹木の実が奇麗な時期であり目を楽しませてくれます。 |
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湿原周辺の雑木林では、イワタカンアオイの花が咲き始めました。 つぼみの物も多く、今から冬の間中花を楽しむことができます。 しかし、花は落ち葉に埋もれるように地に接して咲くものですから落ち葉を掻き分け観察することになります。 葦毛湿原周辺では、他にもヒメカンアオイが見られます。 |
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湿原のあちらこちらで、まだミミカキグサが咲いています。 ミミカキグサは南方系の植物ですので花のピークは夏場なのですが、葦毛湿原では夏が終わると極端に背丈を低くしたミミカキグサが花を付け、強い霜が降りるまで咲き続けます。 また、この時期のミミカキグサは夏場のものより花は大きく、色も鮮やかな感じがします。 |
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湿原内やその周辺では、樹木の赤い実が鮮やかで目を引きます。 画像はソヨゴの実ですが、湿原内では他にもウメモドキの赤い実も奇麗です。 また、湿原周辺の雑木林ではマンリョウ、センリョウ、ヤブコウジ、サルトリイバラ、フユイチゴなどの赤い実が目を引きます。 |
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