2002.8月のデータ(2002/08/04の湿原風景) |
湿原のあちらこちらで、ミズギボウシが咲いています。 ミズギボウシは下の花から咲き始め順に上の花が咲きます。 よって、2〜3花は咲いても全てが咲き揃うことがありません。 |
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「散策路図」の5、9、12番付近では、シラタマホシクサのつぼみが随分と膨らんできました。 花がピークとなるのは9月中旬頃ですが、この時期のシラタマホシクサは茎は青々とし、また花も輝くような白色で、そのコントラストが素晴らしく奇麗です。 この時期のシラタマホシクサも是非見ていただきたいものです。 |
湿原のあちらこちらでサワシロギクの花が目立つようになりました。 葦毛湿原のサワシロギクは、早いものは6月中旬頃から咲き始めますが、花のピークは9月になってからです。とても花期が長い植物です。 これから花数がどんどん増えていき、湿原内で多く見られるようになります。 |
湿原の駐車場周辺や湿原周辺では、クサギが満開の状態です。 この葉を揉むと確かに臭い匂いがしますが、不快なほどではありません。 夏の花には、他にもヘクソカズラとかママコノシリヌグイなど植物には気の毒のような名前が付いているものが多い気がしますが何故でしょうね。 |
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湿原内のあちらこちらで、ミミカキグサの仲間が多く咲いています。 画像の左から、ミミカキグサ、ムラサキミミカキグサ、ホザキノミミカキグサです。 これらは簡単に見つける事ができると思うのですが、湿原を訪れる多くの人はサギソウやミズギクなどの目立つ花に目を奪われるのか、これらの小さな植物はなかなか目に入らない様子です。 |
湿原のあちらこちらで、ノリウツギが満開となり見頃の状態です。 このノリウツギですが、ここ数年、随分と株数が増えてきている感じがします。 これも湿原が乾燥化してきている証でしょう。 いつまでも、この素晴らしい湿原を維持するためには、まずもってこの慢性化した水不足を解決するための手だてを講じる必要があります。 |
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湿原内のあちらこちらで、サギソウが咲いています。 先週に比べ随分と花数が増えてきました。 あと一週間もすれば、その花数がピークとなり見頃の状態になることでしょう。 |
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