2003.1〜2月のデータ(2003/01/02の湿原風景) |
湿原周辺の雑木林では、シュンランの花芽が生長しています。 冬から花芽を出し少しずつ生長している花芽ですが、春が近づくにつれその生長度合いも早くなっているような気がします。 あと半月から一ヶ月もすれば、甘い香りの花が楽しめます。 |
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湿原周辺の雑木林では、アセビがつぼみを膨らませています。 アセビは早ければ2月には咲く年もありますが、今年はまだ画像のような状態です。 でも、随分とつぼみが膨らんでいますから花が見られるのも時間の問題でしょう。 |
湿原内やその周辺の沢沿いでは多くのショウジョウバカマを見ることができます。 現在、花芽を膨らませ春を待っている状態です。 そんなショウジョウバカマの葉の先端を注意深く見ると、小さな無性芽つけている個体に出会うことがあります。 これは、ショウジョウバカマが種だけで繁殖するばかりではなく、無性芽による栄養繁殖という確実な方法で子孫を残そうという術も持ち合わせているのです。 花の少ない時期、そんな様子を見て歩くのも楽しいものです。 |
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湿原周辺の雑木林では、ミヤマシキミがつぼみを膨らませています。 画像は、「散策路図」の3番付近で撮影したものです。 つぼみから白い花弁を覗かせ、花を咲かせる時を待ちかまえているかのように思えます。 |
湿原背後の山では、マンサクが咲き始めました。 和名は”まず咲く”がなまったという説があるように、葦毛の山でも一番早くに咲き、春の訪れ告げます。 今年の花付きは、あまり良くなさそうです。しかし、この花を見ると春の足音が聞こえてくるようです。 |
湿原周辺の沢沿いではショウジョウバカマの花芽が上がっています。 ショウジョウバカマは湿原内にも多くありますが、スギ林下の沢沿いでも多く見られます。 この花芽は、これから徐々に膨らみ3月には花を咲かせます。 |
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湿原周辺の雑木林では、ミヤマシキミの真っ赤な実が目を引きます。 花は3月下旬に咲きますが、もうつぼみが膨らんでいます。 また、ミヤマシキミは雌雄別株ですので花の違いにも気を付けて見たいものです。 |
湿原近くの沢沿いでは、バイケイソウが次々と発芽をしています。 12月より発芽を始め、大きい物は4cm程に伸びています。 これから次々と発芽をし、6月頃には背丈2m程になり花を咲かせます。 一方、ミカワバイケイソウの発芽は春になってから始まります。 |
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湿原周辺の雑木林では、シュンランの花芽が上がっています。 雑木林の木漏れ日の中で花芽が白く輝いていました。 こんな様子を見ていると、春が待ち遠しくなります。 |
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