2003.8月のデータ(2003/08/02の湿原風景) |
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シラタマホシクサの多くの株が咲き始め、とても奇麗な状態です。 その群落が咲き揃い、見頃となるのは9月上旬でしょうか。 湿原のあちらこちらで見られますが、「散策路図」の8番付近では大きな群落となっています。 |
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「散策路図」18番の木道をはさんで反対側では、サワヒヨドリが咲き始めています。 画像の花は標準的な色をしていますが、個体によって随分と赤味の強いものや白っぽいものまであります。 湿原の花は、完全に秋の気配となりました。 |
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湿原のあちらこちらでサワシロギクが多く咲いています。 早いものは6月頃から咲き始めていますが、今が花数も増え見頃の状態です。 花を注意して見ると、小さなアリが多く群がっています。甘い蜜を沢山出しているのでしょうか。 |
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湿原のあちらこちらでミズギボウシが咲いています。 ミズギボウシは下の花が先に開花し、それがしぼむ頃にその上の花が咲きます。 よって、幾つもの花が同時に良い状態で咲いているようなことはありません。 |
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湿原の入り口付近では、クサギの花が盛りの状態です。 随分前から咲き始めていますが、先週頃から盛りの状態で多くの花を咲かせています。 名前のように、独特の匂いを漂わせていますが、私は特に悪い匂いとは思いませんが如何でしょうか。 |
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シラタマホシクサのつぼみが随分と膨らんできました。 シラタマホシクサは湿原のあちらこちらで見られますが、特に「散策路図」の12番付近のものは早く膨らんでいるようです。 満開のシラタマホシクサは勿論素晴らしいですが、満開になる前は花は純白であり、また茎は青々としてそのコントラストが素晴らしく感じます。 |
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「散策路図」の4番、11番付近ではミズギボウシが咲き始めました。 今、咲き始めたところで大半はつぼみの状態です。これから湿原のあちらこちらで見られるようになります。 |
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「散策路図」の20番付近(木道をはさんで反対側)では、ムカゴニンジンが咲き始めました。 白い小さな花をよく見ると、花弁は内側に巻き込むように曲がり面白い開き方をしています。 また、ムカゴという名がついているように、葉腋に”むかご”を付けます。 |
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先週より咲き始めたサギソウは、湿原のあちらこちらで咲くようになり花数を増やしています。 花のピークはこれからで、まだまだ花数は増えます。 左の画像は、つぼみ。右の画像はその花です。自然が創り出す造形美には感心させられますね。 先週も、このコーナーで書きましたが、サギソウを撮影するために湿原への踏み込みが目立つようになります。残念なことに、すでに踏み跡がいくつもあります。 湿原への踏み込みは植生破壊につながりますので、絶対に踏み込まないでください。 |
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「散策路図」の13番付近では、イワショウブのつぼみが膨らんでいます。 湿原は夏の花が盛りになろうとしている最中ですが、すでに秋の準備も進んでいる様子です。 この、イワショウブのつぼみですが、時間をかけて膨らませ涼しくなる秋に開花します。 |
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