2003.5月のデータ(2003/05/05の湿原風景) |
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湿原内のあちらこちらでイヌツゲが咲き始めました。 葦毛湿原は、以前は水田として利用されていました。 イヌツゲの生えるところは、その畦跡などの少し乾燥ぎみの場所です。 そんな眼で見ると、一枚一枚の水田跡がよく分かります。 |
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湿原内の何カ所かで、ネジキが咲いています。 「散策路図」の15番付近のものは、背が低く観察に向いています。 花は下向きなのに、これが結実して種が出来る頃には上を向いているから不思議なものです。 |
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「散策路図」の3番北側付近では、ハンカイソウが咲き始めました。 新緑の中、黄色の花は一際目立ちます。 まだ完全に開花していませんので、これからが楽しみです。 |
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湿原内の何カ所かで、クロミノニシゴリが咲き始めました。 特に「散策路図」の4番、11番付近には多くあります。 また、この木はシロシタホタルガの食草ですので、現在はその幼虫がとても多く目立ちます。 |
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「散策路図」の2番付近では、カザグルマが大輪の花を咲かせています。 まだ、つぼみのものもありますので、しばらく楽しめそうです。 園芸品種のクレマチスの原種は、このカザグルマなのです。 園芸品種より美しいと感じるのは私だけでしょうか? |
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湿原周辺では、オカタツナミソウが咲いています。 淡い紫色が素晴らしく、また花の形もユニークで見ているだけで楽しくなってきます。 |
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「散策路図」の20番付近ではニョイスミレ(ツボスミレ)が見頃の状態です。 このニョイスミレは、スミレの中でも遅くに咲く方で、このように湿地や沢沿いなどの湿った所で見られます。 直径1cm程度の可愛い花を咲かせています。 |
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湿原周辺の雑木林では、オオバウマノスズクサが咲いています。 花は4月末頃から咲き始め、次々と咲き続けています。 昨年も花数は多かったのですが、今年もまた多くの花が見られます。 |
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