2003.3月のデータ          

 

(2003/03/02の湿原風景)


【2003.03.25】
 
ヒサカキが咲いています。
 スミレの仲間が多く咲いています。
 湿原周辺の雑木林の縁ではヒサカキが咲き、独特の匂いを漂わせています。
ヒサカキは雌雄別株であり、雄花と雌花とありますので、それを見比べるのも面白いものです。
画像は雄花です。
 湿原周辺では、スミレの仲間が多く咲き始めました。
現在、フモトスミレタチツボスミレニオイタチツボスミレが咲いており、マキノスミレはつぼみを膨らませています。
画像はタチツボスミレです。
これから花数も増えてきますので、次のお休みはスミレウォッチングが楽しめそうです。
 その他、
ショウジョウバカマの盛りはやや過ぎましたが、まだ楽しめます。
●ヤマザクラが咲き始めました。
ハルリンドウモミジイチゴが今にも咲きそうです。
アズマヒキガエルの卵がオタマジャクシになっています。


【2003.03.16】
 
フモトスミレが咲き始めました。
 ショウジョウバカマが咲き始めました。
 駐車場から湿原へ至る小径では、フモトスミレが咲き始めました。
フモトスミレは、葦毛で見られるスミレの仲間の中で一番早く咲き始めますが、途中で一旦小休止し一ヶ月ほど後に多くの株が咲き揃い盛りとなります。
小さな白い花がとても可愛らしいスミレですね。
 湿原内あちらこちらでショウジョウバカマが咲き始めました。
この花が咲き始めると湿原も春になったという感じがします。
これから次々と花数は多くなりますから来週あたりが見頃でしょう。

 その他、
●ヤマウグイスカグラが咲き始めました。
ハルリンドウモミジイチゴのつぼみが膨らんでいます。
ミカワバイケイソウの芽が十数cmに生長しています。


【2003.03.02】
 
ショウジョウバカマのつぼみが顔を出しました。
 アズマヒキガエルの産卵が始まりました。
 湿原周辺の雑木林では、ショウジョウバカマのつぼみが顔を出し始めました。
これから次々のつぼみを出し、開花が始まります。
湿原内で見られるのは中旬以降でしょうか。
この花が顔を出すと、いっきに春が来た感じがします。
 湿原内では、アズマヒキガエルの産卵が3,4日前より始まりました。
今、次々と産卵がおこなわれているところです。
産卵のピークはこれからの様子ですので、まだ壮大なカエル合戦が見られるかもしれませんね。

 その他、
●湿原周辺の雑木林では、イワタカンアオイやヒメカンアオイが咲いています。


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