2003.10月のデータ(2003/10/05の湿原風景) |
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「散策路図」の18番付近では、ヤマラッキョウが咲き始めました。 まだ咲き始めであり花がまばな状態ですが、盛りには奇麗な球形状に咲き揃います。 しかし、それを過ぎると花はどれも下向きになってしまい、だらしのない姿になってしまいます。 一番奇麗な時に撮影してあげたいものです。 |
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ホソバリンドウは、木道から離れた所で随分前から咲いていたのですが、ようやく木道沿いでも咲きました。 現在は、「散策路図」の11、13、20番付近で咲いています。 ホソバリンドウと言われるだけあって、リンドウより確かに葉は細いのですが、葦毛のものより更に細い個体を他の湿地で見たことがあります。 |
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湿原の少し上にある沢沿いでは、ウメバチソウが咲き始めました。 この沢沿いは、湿原よりどの花も少し早く開花します。ですから、湿原内でも、もう少しするとウメバチソウの花が見られそうです。 ウメバチソウは、開花すると日にちをおって雄しべが一本ずつ外側へ向かって伸びてきます。 よって、この画像の花は、開花間もないものだと分かります。 |
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湿原周辺の林縁では、ノコンギクが奇麗に咲いています。 よく見ると、花弁は紫を帯びたものから白に近いものまで幅がある様子です。 素朴な美しさを感じますね。 |
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「散策路図」の12番の木道をはさんで反対側や、15番付近では、スイランが咲き始めました。 先週にも一カ所で一輪だけ咲いているのを見たのですが、本日は3カ所で咲いたものや咲き終えたものを幾つかありました。 これから、徐々にその花数は増え、湿原のいろいろな場所で見られるようになります。 |
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湿原背後の尾根筋や湿原周辺の雑木林では、コウヤボウキが咲いています。 花弁の先端は、リボンをクルリと巻いたようであり素敵です。 また、尾根ではアサギマダラがヒラリヒラリと舞っていました。これから海を渡って行くのでしょう。 |
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