2003.11月のデータ          

 

(2003/11/01の湿原風景)


【2003.11.22】
 
ハンノキの花序が膨らんできました。
 イワタカンアオイが間もなく咲きそうです。
 葦毛湿原では、湿原内とその周囲を囲むようにして多くのハンノキがあります。
その花序が随分と膨らんできました。
開花時期は、木それぞれに差があり、12月から3月頃まで咲き続けます。
 湿原周辺の雑木林では、イワタカンアオイが間もなく咲きそうです。
葦毛湿原周辺で見られるカンアオイの仲間は、このイワタカンアオイとヒメカンアオイがあります。
 その他、
●ヒメカンアオイが咲いています。
●極端に背を低くして咲いていたミミカキグサもそろそろ終わりです。


【2003.11.09】
 
ヒメカンアオイが咲き始めました。
 フユノハナワラビの胞子葉が見られます。
 湿原周辺の雑木林では、ヒメカンアオイが咲き始めました。
花は落ち葉に埋もれるように咲くので、葉の根元の落ち葉を取り除き観察するようになります。
湿原周辺には、イワタカンアオイもありますが、こちらはまだつぼみの状態です。
 昨日、8日は立冬。こちらはポカポカ陽気でしたが、暦の上ではもう冬です。
湿原周辺の雑木林では、フユノハナワラビの胞子葉が見られるようになりました。
シダにあまり興味が無くても、このツブツブした胞子葉はなぜか気になります。
 その他、
スイランヤマラッキョウホソバリンドウが咲いています。


【2003.11.01】
 
ホソバリンドウが見頃です。
 ソヨゴの実が奇麗です。
 「散策路図」の17番付近では、ホソバリンドウが見頃の状態です。
葦毛で見られるリンドウの仲間は、春のハルリンドウにフデリンドウ、秋のツルリンドウ、そしてこのホソバリンドウですが、どの花もそれぞれに良さを持っており素敵な花です。
 湿原内やその周辺では、ソヨゴの実が真っ赤に色付き始めました。
他にも、ウメモドキ、イヌツゲ、ミヤマシキミなど多くの樹木の実が目立ちます。
 その他、
スイランの花があちらこちらで見られます。
ヤマラッキョウが奇麗に咲いています。


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