2003.9月のデータ(2003/09/06の湿原風景) |
「散策路図」の1番から3番付近にかけてスズカアザミが咲いています。 今の時期、葦毛湿原ではキセルアザミとスズカアザミの両方が見られますが、キセルアザミは間もなく終わり、スズカアザミへとバトンタッチされます。 スズカアザミは、多くの花をつけますからキセルアザミより豪華に見えますね。 |
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湿原の入り口付近では、ミゾソバが咲き始めました。 ミゾソバの花の色は、ピンクの濃いものからほとんど白に近いものまでありますが、葦毛湿原のものは少しピンクを帯びている程度です。 |
湿原のあちらこちらでイワショウブが咲き誇り見頃の状態です。 シラタマホシクサの群落の中で咲くイワショウブも素敵です。 今日は、台風の影響で雨模様でした。 葦毛では、8月末からまとまった雨が降っていません。この雨で植物達はホッとしていることでしょう。 |
湿原のあちらこちらでサワシロギクが多く咲いています。 サワシロギクは早いものは6月頃から咲き始めますが、今が盛りで多くの花が見られます。 また、花の終盤には花弁が赤味を帯びてきます。 |
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キセルアザミが湿原のあちらこちらで咲いています。 別名はマアザミとも呼ばれますが、キセルアザミの方がその花を下向きに咲かせて様子を表しており好きです。 花が終わりに近づくと、下向きの花は徐々に持ち上がり真上を向くようになります。 |
イワショウブが多く咲き始め、木道の近くでも見られるようになりました。 イワショウブは花茎の先端から下の方へと花を咲かせます。 赤色の葯がとても奇麗で印象的です。 |
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シラタマホシクサが見頃となりました。 湿原のあちらこちらで見られますが、「散策路図」の8番付近は特に大きな群落となっています。 大きな群落となる場所は、湿原の環境変化に伴い年々変化しています。 |
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