2003.7月のデータ(2003/07/12の湿原風景) |
「散策路図」の8番、12番付近や17番の木道をはさんで反対側では、サギソウが咲き始めました。 まだ、咲き始めたところであり株数は数えるほどしかありませんが、これから8月中旬にかけて多くのサギソウの花が見られるようになります。 また、この時期になるとサギソウを撮影するために湿原への踏み込みが目立つようになります。 湿原への踏み込みは植生破壊につながりますので、絶対に踏み込まないでください。 マナーを守って楽しみたいものですね。 |
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湿原のあちらこちらで、ミズギクが咲いています。 このミズギクはサギソウと同じような花期であり、まだ、つぼみのものが多くありますので、これから花数は増えていきます。 今年の花数は多そうです。 |
「散策路図」の5番付近では、ノカンゾウが咲き始めました。 葦毛では、数日前から咲き始めましたが、この花は一日花であり、また花期も短いので気を付けていないと見逃してしまうことがあります。 しかし、咲いていれば大輪で目立つ花弁の色は目を引きます。 |
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湿原のあちらこちらで、ノリウツギが咲き始めました。 この樹皮を和紙を作るときの繋ぎ(のり)として利用したことから、この名がついているそうです。 湿原はノリウツギやミミカキグサが咲き、完全に夏模様です。 |
「散策路図」の4番付近では、リョウブが咲き始めました。 リョウブは、湿原周囲や湿原背後の痩せた山などに多く自生しています。 この花が咲き始めると、夏が来たという感じがします。 |
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湿原では、2週間ほど前からミミカキグサが咲いています。 現在は、「散策路図」の7番付近で多く見られますが、これから夏の盛りにかけて湿原のあちらこちらで見られるようになります。 |
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