2007.12月のデータ
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湿原内やその周辺には、ハンノキが多く生えています。 かんざしのように垂れ下がっているのが雄花序(雄花)であり、その付け根にあるマッチ棒の頭のようなのが雌花です。 同じ木での受粉を避けるために、雄花が先に熟し、そのあと雌花が熟します。 <P.99> |
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湿原内やその周辺では、ウメモドキの真っ赤な実が綺麗です。 雌雄異株なので、実のなる株とそうでない株があります。 湿原内は小さな株が多いので観察には湿原周辺の方が株は大きく実もよく付けています。 <P.41,92> |
湿原周辺の雑木林の縁では、フユイチゴの赤い実が目立ちます。 実は美味しく、早春まで楽しませてくれます。 葦毛湿原周辺では、これによく似たアイノコフユイチゴ(ミヤマフユイチゴ×フユイチゴ)もあります。 <P.97> |
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湿原周辺の雑木林の縁では、イズセンリョウの白い実が見られます。 イズセンリョウは雌雄異株なので、実のなる株とそうでない株があります。 名前の由来は、伊豆山神社に多いことからだそうです。 <P.96> |
湿原周辺の雑木林では、イワタカンアオイが咲き始めました。 葦毛ではヒメカンアオイもあり、どちらも落ち葉に埋もれるようにして咲いています。よって、落ち葉を掻き分けて花を観察することになります。 <P.98> |
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「散策路図」の2番付近では、メギの真っ赤な実が目立ちます。 その他、ソヨゴ、ウメモドキ、センリョウ、マンリョウなど赤い実が目立ちます。 <P.21> |