2007.11月のデータ
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湿原周辺内やその周辺では、ハンノキが多くあります。その雄花序が膨らんできました。 ハンノキは雄花が先に熟し、その後雌花が熟します。 枝先に”かんざし”のように垂れ下がっているのが雄花。そして、その付け根付近にある”マッチ棒の頭”のようなものが雌花です。 <P.99> |
湿原周辺の雑木林では、ヒメカンアオイが咲き始めました。 例年、12月に入ってからの開花ですから今年は少し早い様子です。 葦毛では、イワタカンアオイもありますが、こちらはつぼみの状態です。 <P.98> |
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湿原周辺の雑木林では、フユノハナワラビが胞子葉を付けています。 数の子のようにツブツブの胞子をいっぱいつけた様子を花に見立ててつけた名前だと思いますが、なかなか粋な名前だと感心します。 <P.102> |
「散策路図」の15番付近では、ウメバチソウが咲き始めました。 名前のように梅の花を思わせます。この花は、開花すると日にちをおって雄しべが1本ずつ外側へ向かった広がっていきます。 大切な花粉を小出しにして、受粉の機会を多くしているのでしょう。 <P.90> |
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「散策路図」の16番付近では、ホソバリンドウが咲き始めました。 リンドウの湿原型で葉が細いのが特徴です。 画像からその葉の細い様子がお分かりいただけると思います。 <P.90> |