2007.7月のデータ
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4、5日前からミズギクが咲き始めました。 現在は「散策路図」の7番、15番、20番付近で咲いています。 つぼみのものが多くありますので、これからあちこちで見られるようになります。 <P.67> |
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湿原のあちこちでヒメシロネが咲いています。 特に、「散策路図」の13番付近では多くあり観察に適しています。 小さな花ですがシソ科らしい可愛い顔をしています。 <P.66> |
湿原のあちこちでノリウツギが咲き始めました。 ノリウツギの名は、和紙を漉くときの糊料を作るのに、この樹皮を用いたことによるそうです。 <P.60> |
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ミミカキグサが多く見られるようになりました。 特に、現在は「散策路図」の12番で多く見られますが、しだいに湿原のあちこちで多く見られようになります。 本日は雨模様でしたので、花にしずくが付いています。 <P.64> |
「散策路図」の7、13番付近では、ミカヅキグサが咲き始めました。 この植物は、寒冷地に分布の中心があるもので、温暖な葦毛湿原に自生することは珍しいことです。 <P.63> |
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「散策路図」の20番に近い出入り口付近では、ハンゲショウが咲いています。 このハンゲショウが咲く頃、毎年同様のことを記述しているのですが、このハンゲショウは本来葦毛湿原に自生しているものではありません。何者かによって植え込まれた植物なのです。 自生していないものや自生している同種の植物であっても別の場所から持ち込む事は、自然分布の攪乱、地域固有の遺伝的変異の汚染、地域フロラへの影響などが考えられ、決してあってはならない行為です。 <P.101> |