2011.6月のデータ
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湿原のあちこちで、トウカイコモウセンゴケが咲いています。特に、「散策路図」の6番付近から8番付近では多く見られます。 |
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「散策路図」の20番に近い出入り口付近では、ハンゲショウが咲いています。 このハンゲショウが咲く頃、毎年同様のことを記述しているのですが、このハンゲショウは本来葦毛湿原に自生しているものではありません。何者かによって植え込まれた植物なのです。 自生していないものや自生している同種の植物であっても別の場所から持ち込む事は、自然分布の攪乱、地域固有の遺伝的変異の汚染、地域フロラへの影響などが考えられ、決してあってはならない行為です。これらのことを考えると、早急に除去すべき植物なのです。 <P.101> |
その他、
●モウセンゴケ、イソノキ、ノハナショウブ、ヤマイ、カモノハシ、チゴザサ、クチナシなどが咲いています。
「散策路図」の15、20番付近では、ノハナショウブが多く咲いています。 |
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「散策路図」の13、14番付近では、イソノキが咲き始めました。 花は画像のように半開きのように見えますが、これで完全に開花した状態です。 蜜を多く出すのか、沢山の虫たちが花に集まります。 <P.50> |
その他、
●モウセンゴケ、トウカイコモウセンゴケ、クチナシなどが咲いています。
【2011.06.04】
モウセンゴケが咲き始めました。
バイケイソウが咲いています。
湿原のあちこちで、モウセンゴケが花茎を上げはじめました。早い個体は花を咲かせています。 |
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湿原周辺近くの沢沿いでは、バイケイソウが咲いています。 花をよく見ると、上部には両性花、下部には雄花となっています。 また、独特の強い匂いを漂わせています。 <P.45> |
その他、
●クロミノニシゴリ、テイカカズラ、ミヤコイバラ、イボタノキ、ウメモドキ、ネジキ、イヌツゲなど樹木の花が多く咲いています。
●イソノキのつぼみが膨らんでいます。