2011.7月のデータ         



(2011/07/10の湿原風景)

20110710

【2011.07.30】
 ミズギクが咲き始めました。
ミズギク

 「散策路図」の12、20番付近では、ミズギクが咲き始めました。
これから湿原のあちこちで見られるようになります。
このミズギクは、氷河期の遺存植物といわれ、近縁には高山植物のウサギギクがあります。
<P.67>

 その他、
ノリウツギミカヅキグサ、イヌノハナヒゲ、ミミカキグサモウセンゴケトウカイコモウセンゴケアリノトウグサチゴザサなどが咲いています。



【2011.07.18】

 ノリウツギが咲き始めました。
 ミカヅキグサが咲き始めました。
ノリウツギ

 湿原のあちこちで、ノリウツギが咲き始めました。
直径数ミリの小さな花の周りに装飾花を咲かせます。画像は装飾花が咲き始めたところで、多数の小さな花はつぼみの状態です。
暑さの盛りに、この花も盛りとなります。
<P.60>

ミカヅキグサ  湿原のあちこちで、ミカヅキグサが咲き始めました。
目立たない地味な花ですが、この植物は寒冷地に分布の中心がある植物で、葦毛のような温暖な地で生育しているのは珍しいことなのです。
<P.63>

 その他、
●イヌノハナヒゲが咲き始めました。
ミミカキグサリョウブモウセンゴケトウカイコモウセンゴケイソノキアリノトウグサチゴザサなどが咲いています。



【2011.07.10】

 ミミカキグサが咲き始めました。
 リョウブが咲き始めました。

ミミカキグサ

 「散策路図」の12番付近では、ミミカキグサが咲き始めました。今年最初に開花を確認したのは6月末です。
これから徐々に花数が増え、湿原のあちこちで見られるようになります。
なお、名前は果実の形が耳掻きに似ていることから付いています。
<P.64>

リョウブ  湿原周辺や背後の山では、リョウブが咲き始めました。観察には、4番付近のものが近くで見られるので適しています。
この花は、真夏の乾いた青空が似合うように感じます。
なお、東海地方は7月8日に梅雨明けしました。平年より13日早いそうです。
<P.60>

 その他、
モウセンゴケトウカイコモウセンゴケイソノキアリノトウグサ、カモノハシ、チゴザサなどが咲いています。
ノリウツギのつぼみが膨らんできました。


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