2000.11月のデータ          

 

(2000/11/5の湿原風景)



【2000.11.25】
 イワタカンアオイが咲き始めました。
 スルガテンナンショウの実が目立ちます。
 湿原周辺の雑木林では、イワタカンアオイが咲き始めました。
例年は11月上旬には咲き始めるのですが、今年は冷え込みが遅かったためか、ようやく咲き始めたって感じです。
葦毛には、このイワタカンアオイの他にヒメカンアオイがあります。
 湿原周辺の雑木林では、スルガテンナンショウの実が目を引きます。
春にはユニークな形の花をつけたスルガテンナンショウは、葉が枯れ、目にも鮮やかな朱赤色の果実をつけています。
 その他、
ホソバリンドウ咲いています。
●湿原の花のシーズンは、そろそろ幕を閉じる季節となりました。


【2000.11.19】
 ハンノキの花序が目立ち始めました。
 ミヤマシキミのつぼみがついています。
 湿原内やその周辺では、ハンノキの花序が目立ち始めました。
葦毛湿原では、湿原内とその周辺に多くのハンノキがあり、花序が徐々に膨らんできています。
これから葉を落とし、雄花序は12月から3月頃まで、時期をずらして徐々に熟し花粉を飛ばします。
 「散策路図」3番の奥では、ミヤマシキミがつぼみをつけています。
ミヤマシキミの花期は3月下旬から4月上旬ですが、例年この時期からつぼみをつけ、この状態で冬を越すことになります。
 その他、
ホソバリンドウ咲いています。
スイランの花はほぼ終わりで、綺麗な種をつけています。
●ソヨゴ、ヤブコウジ、センリョウなど、多くの樹木の赤い実が目立つ季節となりました。


【2000.11.13】
 イワタカンアオイ、ヒメカンアオイのつぼみが膨らんでいます。
 ツルリンドウの実が綺麗です。
 湿原周辺の雑木林では、イワタカンアオイやヒメカンアオイのつぼみが膨らんできました。
画像はイワタカナオイのものですが、ヒメカンアオイも同じような状態であり、つぼみは寒くなるのを待っているようにも思えます。
 湿原周辺の雑木林では、ツルリンドウの実が綺麗です。
花の中から突き出すようにして現れる実は、リンゴのような形をし、真っ赤に輝いてとても綺麗です。
この実は遅くまで残っており、熟すに連れて赤い色が濃くなっていきます。
 その他、
ホソバリンドウ咲いています。
ハンノキの雄花序が目立つようになりました。


【2000.11.5】
 ヤマラッキョウが見頃です。
 ホソバリンドウが咲いています。
 「散策路図」の18番付近ではヤマラッキョウが見頃の状態です。
ヤマラッキョウは、咲き始めると以外に早く花が垂れ下がるようになってしまいます。
垂れ下がる前の元気な状態が、やはり美しいですね。
 「散策路図」の14番、20番付近では先週よりホソバリンドウが咲いています。
ホソバリンドウはリンドウの湿原型で、葉が細いのが特徴です。
現在は木道から離れているため撮影できず、この画像は葦毛湿原のすぐ近くにある別の湿地で撮影したものです。
 その他、
イワタカンアオイがつぼみをつけています。
ウメバチソウスイラン、が咲いています。



2000.01‾02 2000.03 2000.04 2000.05 2000.06 2000.07
2000.08 2000.09 2000.10 2000.11 2000.12

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