2000.8月のデータ(2000/8/7の湿原風景) |
![]() |
![]() |
湿原周辺の雑木林では、シュロソウが咲き始めました。 和名は、茎の基部にシュロの毛のような枯れ葉が残ることからついたそうですが、最近ではシュロの箒も目にすることが少なくなりましたね。 |
![]() |
「散策路図」の20番付近で、ミズオトギリが咲き始めました。 この花は、夕方にならないと咲きません。 この画像は午後4時過ぎに写したものです。花には小さな虫が多く集まっていました。 |
【2000.8.19】
イワショウブのつぼみが膨らんでいます。
ミミカキグサの仲間が多く見られます。
![]() |
「散策路図」の9、12番付近では、イワショウブのつぼみが膨らんでいます。 イワショウブのつぼみは時間を掛けて徐々に膨らみ、秋には白い素敵な花を見せてくれます。 シラタマホシクサやイワショウブなどのつぼみが膨らみ、湿原は秋の準備が万端って感じです。 |
![]() |
湿原のあちらこちらで、ミミカキグサの仲間が多く見られます。 日本に自生するミミカキグサは4種類で、葦毛湿原ではそれら全てが見られます。 画像の左から、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサ、ムラサキミミカキグサ、ヒメミミカキグサです。 画像は拡大撮影したものであり、実際の花の大きさは、一番小さなヒメミミカキグサは2〜3mm、一番大きなホザキノミミカキグサでも数mm程度です。 |
【2000.8.12】
センニンソウが咲き始めました。
シラタマホシクサのつぼみが膨らんでいます。
![]() |
湿原入り口にある「憩いの広場」では、センニンソウが咲き始めました。 つる植物で、十字形にならぶ白い花弁のようなものは、実は萼なのです。 秋には、果実に白い羽毛のような毛がつき、その様子を仙人の白毛に見たてて名がついたと言われます。 果実の様子も見ておきたいものですね。 |
![]() |
シラタマホシクサの早い個体はつぼみを膨らませています。 そのつぼみは、茎の先端からにじみ出るように現れ、徐々に膨らんでいきます。 その様子は、まるで線香花火の玉が膨らんでいく様子にどこか似ています。 |
【2000.8.7】
サギソウが多く咲いています。
ノリウツギが見頃です。
![]() |
湿原のあちらこちらでサギソウが多く咲いています。 特に「散策路図」の20番付近では多く咲いていますが、湿原全体ではまだまだまだその花数は増えそうです。 サギソウが咲くと、撮影のために一部の心ない者によって湿原への踏み込みが毎年繰り返されます。 踏み込む行為だけで、植生破壊につながるほど湿原はとてもデリケートなものです。 湿原へは絶対に踏み込まないようにお願い致します。 |
![]() |
湿原を取り囲むように、多くのノリウツギが見頃の状態です。 濃緑の湿原に、その白い飾り花は一段と目を引きます。 飾り花よりも茎寄りに多数付けている小型のものが本当の花です。 |
2000.01‾02 | 2000.03 | 2000.04 | 2000.05 | 2000.06 | 2000.07 |
2000.08 | 2000.09 | 2000.10 | 2000.11 | 2000.12 |