2000.1〜2月のデータ


【2000.2.27】
 ショウジョウバカマのつぼみが顔を覗かせています。
 モミジイチゴの若葉がほころび始めました。
 「散策路図」の3番の奥にある野沢原生林付近では、ショウジョウバカマの花芽より赤紫色のつぼみが顔を覗かせています。
来週には、早いものはつぼみが顔を出しそうです。
葦毛では、ここ数日寒い日が続いていましたが、春はすぐそこまで来ていますね。
 「散策路図」の1番付近では、モミジイチゴの若葉がほころび始めました。
3月下旬には、白い可憐な花を多く咲かせてくれることでしょう。
 その他、
●湿原周辺では、アセビシュンラン、ヤマウグイスカグラの花芽が膨らみ、イボタノキの若葉が目立ち始めました。


【2000.2.12】
 マンサクが見頃です。
 バイケイソウの芽が成長しています。
 湿原背後の山では、マンサクが見頃の状態です。
1月27日頃より咲き始めたマンサクが、現在見頃の状態です。
年によって花付きが大きく違いますが、今年はまずまずの付きようです。
葦毛周辺では、数百本ものマンサクが自生しています。
 湿原横の沢近くでは、バイケイソウの芽が成長しています。
バイケイソウの発芽は、早い年では11月下旬頃から始まります。
今年の発芽は1月上旬より始まり、現在では大きいものは高さ20cm程に成長しています。
一方、ミカワバイケイソウの発芽は、3月に入ってからです。
 その他、
●湿原周辺では、アセビショウジョウバカマシュンラン、ヤマウグイスカグラの花芽が膨らんでいます。
 春はすぐそこまで来ていますね。
 


【2000.1.22】
 ヤブツバキが咲いています。
 湿原背後の山では、ヤブツバキが咲いています。
花は11月下旬から咲き始め、4月上旬まで楽しめます。
山道を歩いていると、落ちたその花を先に見つけヤブツバキの存在を知ることもしばしばあります。
 その他、
●湿原周辺では、アセビのつぼみが膨らみ始めています。


【2000.1.16】
 冬芽の観察が楽しめます。
 花のないこの時期の楽しみの一つに、冬芽の観察があります。
樹木たちは、冬の寒さや乾燥から大切な新芽を守ったり、万が一のために予備の芽を持っていたりと、生存していくための工夫は様々であり、そのたくましさに感動させられます。
画像はリョウブの冬芽です。短い毛が密集した芽鱗に包まれています。
 その他、
●見通しの良くなった雑木林では、メジロジョウビタキコゲラエナガなど多くの野鳥が楽しめます。


【2000.1.2】
 マンリョウ、センリョウの実が綺麗です。
 湿原周辺の雑木林では、マンリョウ(左の画像)やセンリョウ(右の画像)の真っ赤な実が目立ちます。
マンリョウは鳥によって運ばれるのか、雑木林のあちこちで見かけますが、センリョウの方は数が少ないです。
 自然に生えたセンリョウを見ていると、庭にあるものより趣があると思うのですが如何でしょうか。
 その他、
●湿原周辺の雑木林では、フユイチゴの実が目立ちます。
●湿原周辺の雑木林では、イワタカンアオイやヒメカンアオイが咲いています。



2000.01‾02 2000.03 2000.04 2000.05 2000.06 2000.07
2000.08 2000.09 2000.10 2000.11 2000.12

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