2001.11月のデータ(2001/11/4の湿原風景) |
![]() |
![]() |
湿原周辺の雑木林では、イワタカンアオイが咲き始めました。 褐色のその花は、落ち葉に埋もれるように咲くために、落ち葉を掻き分け探すことになります。 葦毛にはイワタカンアオイの他にヒメカンアオイも見られますが、こちらは葉が丸みをおび、花も小型となります。 |
![]() |
湿原周辺や湿原内では、ハンノキの雄花序(雄花)が膨らんでいます。 雄花は早いものは12月頃から咲き始め3月頃まで、個体ごとに時間差をおいて咲きます。 葦毛には多くのハンノキがありますが、観察には「散策路図」の13番付近のものが背丈も低くて見やすいです。 |
![]() |
湿原周辺の雑木林では、アセビが早くもつぼみをつけています。 咲き始めは、早いもので2月下旬頃ですから、このつぼみは随分と早いですね。 |
![]() |
「散策路図」の17番付近では、ホソバリンドウが咲いています。 ホソバリンドウは、リンドウの湿原型で葉が細いのが特徴です。 ウメバチソウやホソバリンドウが咲くと、湿原の花のシーズンも、そろそろ幕を閉じる時期になります。 |
![]() |
湿原内では、ウメバチソウの花数が増え目立つようになりました。 画像の花の中央付近で黒く見える物はアリです。 多くのアリが集まっていましたが、ウメバチソウは甘い蜜でも出すのでしょうか。 |
![]() |
湿原周辺の林縁では、フユノハナワラビの胞子葉が見られます。 胞子葉のブツブツを花に見たてて付いた名なのか面白い名です。 花の少ない時期になるとシダにも目がいくのですが、なかなか覚えられません。 |
![]() |
湿原周辺の雑木林では、スルガテンナンショウの実が熟し始めました。 毒々しい赤色が目を引きますが、枯れた葉の様子も良いものです。 雌花の時期は円筒なのに、実になると何故か押しつぶされた様な形になります。 |
2001.01‾02 | 2001.03 | 2001.04 | 2001.05 | 2001.06 | 2001.07 |
2001.08 | 2001.09 | 2001.10 | 2001.11 | 2001.12 |