2001.1〜2月のデータ          

 

(2001/1/2の湿原風景)



【2001.2.25】
 ショウジョウバカマのつぼみが顔を出し始めました。
 フモトスミレが咲き始めました。
 湿原周辺の沢沿いでは、ショウジョウバカマのつぼみが顔を出し始めました。
これから、つぼみが膨らみ開花するのが楽しみです。
ショウジョウバカマが咲き始めると、葦毛に春が来たなって感じがします。
 湿原周辺の雑木林の縁では、フモトスミレが咲き始めました。
例年、この時期から早いものが咲き始めますが、開花のピークは4月になってからです。
 その他、
●「散策路図」の1番付近では、モミジイチゴの葉が開き始めました。


【2001.2.11】
 マンサクが咲いています。
 ヤブツバキが咲いています。
 湿原背後の山では、マンサクが咲いています。
今年は昨年より花付きが良く、今が見頃の状態です。
和名は、”豊年満作”からきた説と”まず咲く”がなまったという説があるそうですが、
葦毛でも一番早くに咲き、春の訪れを告げてくれる樹木です。
 湿原背後の山では、ヤブツバキが咲いています。
葦毛では11月下旬頃から咲き始め、4月中旬頃まで楽しめます。
山路を歩いていると落ちた花を先に見つけ、こんな所にもヤブツバキの樹があったのかと
気がつくことがしばしばあります。
 その他、
●湿原周辺では、シュンランショウジョウバカマが花芽を膨らませ、春を待ち侘びているかのようです。


【2001.1.28】
 アセビが咲き始めました。
 モミジイチゴの冬芽が徐々に膨らんでいます。
 湿原周辺の雑木林では、気の早いアセビが咲き始めました。
他のつぼみも徐々に膨らんでいますから、2週間もすればそれらも咲き始めるかもしれませんね。
 「散策路図」の1番付近では、モミジイチゴの冬芽が膨らんできました。
早いものは、ほころび始めており春が着実に近づいているのを感じます。
 その他、
●湿原内やその周辺では、ハンノキの花が個体別に時期をずらし、次々と咲いています。


【2001.1.14】
 バイケイソウの発芽が始まっています。
 シュンランの花芽が膨らんでいます。
 湿原近くの沢沿いでは、バイケイソウが発芽し始めました。
早い年では、12月には発芽することもありますが、例年今頃からです。
画像の芽は高さ3cm程度で、大きいものは5cm程になっています。
これから徐々に成長し、花を咲かせるのは6月上旬です。
一方、ミカワバイケイソウの発芽は3月頃からです。
 湿原周辺の雑木林では、シュンランが花芽を膨らませています。
この花芽は、早いものは秋口には地面から顔を出し、春を待ちます。
3月に素晴らしい花を見せてくれるのが楽しみです。
 その他、
●温暖の地である葦毛でも、雪が舞う寒い日となりました。
●湿原内やその周辺では、ハンノキの花がピークの状態です。


【2001.1.2】
 センリョウ、マンリョウの実が綺麗です。
 ツルリンドウの実が綺麗です。
 お正月ということで、センリョウ、マンリョウの画像を掲載しました。
マンリョウは鳥が種を運んでくるのか、湿原周辺の雑木林でとても多く見られます。
一方、センリョウはというと、その数は少なく限られた場所でしか見られません。
なお、マンリョウは葉の下に実をつけますが、センリョウは葉の上に実をつけるので、こちらの方が豪華に見えますね。
 湿原周辺の雑木林では、ツルリンドウの実が綺麗です。
ツルリンドウの実は11月頃から見られるのですが、この時期の方が実の色が濃く、また艶も増し一段と綺麗に感じます。
この実は鳥に食べられることもなく遅くまで残っています。
 その他、
●湿原内では、ハルリンドウが寒さから身を守るようにヌマガヤの下で葉を広げています。
●湿原周辺の雑木林では、イワタカンアオイやヒメカンアオイが咲いています。



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