2001.3月のデータ(2001/3/4の湿原風景) |
湿原から40分ほど登ったNHK中継所のある尾根では、カタクリが咲いています。 まだ、つぼみのものも多くありますので、これからが見頃です。 この週末は、カタクリやミツバツツジを見に尾根まで足を伸ばしたら如何でしょうか。 |
カタクリの咲くNHK中継所まで行く途中に一息峠があります。 その一息峠付近から上では、ミツバツツジが咲いています。 山を散策していて、枝一杯につけたこの花に出会うとハッとさせられるほど素晴らしい色をしています。 |
「散策路図」の7番、10番付近では、ハルリンドウが咲いています。 まだ咲き始めて間もないので、花数は少ないですが、これから次々と花数を増やし湿原のあちらこちらで見られるようになります。 なお、花は陽が当たらないと開きません。(明るい曇りなら開花します。) |
湿原周辺の林縁では、マキノスミレが咲き始めました。 他にも、フモトスミレ、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、ナガバノスミレサイシンなどこの陽気で一斉に咲き始めました。 |
「散策路図」の1番付近では、今にもモミジイチゴが咲きそうです。 来週には、下向きに咲いた白い花が多く見られそうです。 橙黄色の実をつける時期(5月末〜6月上旬)も気をつけて見たいものです。 |
湿原周辺の沢沿いでは、ショウジョウバカマが咲き始めました。 先週は、まだつぼみが顔をだした株も少なかったのですが、この一週間で次々とつぼみを出し、花も咲き始めました。 しかし、湿原内の株が咲くのはもう少し先になります。 |
湿原背後の沢では、ミカワバイケソウが次々と発芽し始め、大きい物は5cm程になっています。(画像左) 今から発芽して5月上旬には花を咲かせるのですから、その成長の速さがわかります。 一方、1月頃から発芽したバイケソウは高さ40cm程に成長しており、6月に花を咲かせます。(画像右) |
昨夜から今日の午前中に掛けて降った大雨で水が存分にある湿原では、アズマヒキガエルが冬眠より目覚め交尾を始めました。 この交尾の時期にしか鳴かないアズマヒキガエルの声は、春の訪れを告げているかのように聞こえます。 明日3/5は啓蟄。アズマヒキガエルが冬眠より目覚めるのも暦通りですね。 |
湿原周辺の沢沿いでは、ショウジョウバカマのつぼみが顔を出しています。 つぼみは先週より一段と膨らみ、花の形がわかる状態にまで大きくなっています。 これから花茎を伸ばし、間もなく開花します。 |
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