2001.8月のデータ(2001/8/5の湿原風景) |
「散策路図」の11番、15番、20番付近では、ワレモコウが咲き始めました。 特に20番付近のものは開花も早く、木道横でじっくりと観察することができます。 この花は花弁はなく、花びらに見えるのは萼片なのです。 |
「散策路図」の20番付近では、キセルアザミ(マアザミ)のつぼみが膨らんでいます。 まだ、目につく株は少ないですが、これから秋にかけて湿原のあちらこちらで多く見られるようになります。 |
「散策路図」の20番付近では、ムカゴニンジンが咲き始めました。 白い小さな花をよく見ると、花弁は内側に巻き込むように曲がり面白い開き方をしています。 ”むかご”を付ける時期にも見ておきたいものです。 |
「散策路図」の11番、20番付近では、アブラガヤが目立つようになりました。 緑色した穂は、徐々に赤褐色に変化していきます。 花序に油臭があることから、その名がついています。 |
湿原のあちらこちらで、シラタマホシクサのつぼみが随分と膨らんできました。 気の早い個体は開花したものもありますが、見頃は9月中旬頃です。 シラタマホシクサは完全に開花する前の方が、茎は青々としており、純白の花とのコントラストが素敵です。 しかし、今年は水不足のためか花が少ない気がします。湿原の植物達にとっても、まとまった雨が欲しいところです。 |
湿原のあちらこちらで、イワショウブのつぼみが膨らんでいます。 特に「散策路図」の12、13番付近のものが目立ちます。 つぼみはこれから更に膨らみ、開花するまでには、まだ一ヶ月近くかかります。 |
湿原のあちらこちらで、サギソウが咲いています。 白鷺が舞っているかのような、この花を見るたびに自然がつくり出す造形美に感心させられます。 まだ、つぼみの状態のものが多くありますから、その花数はまだまだ増えそうです。 |
「散策路図」の15、20番付近ではサワシロギクが咲いています。 早いもの7/20頃から咲き始めており、これから徐々に咲いていき9月中旬頃まで楽しめます。 花の終わりに花弁が赤くなる様子も見ておきたいものです。 |
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