2001.8月のデータ          

 

(2001/8/5の湿原風景)



【2001.8.25
 ワレモコウが咲き始めました。
 キセルアザミ(マアザミ)のつぼみが膨らんでいます。
 「散策路図」の11番、15番、20番付近では、ワレモコウが咲き始めました。
特に20番付近のものは開花も早く、木道横でじっくりと観察することができます。
この花は花弁はなく、花びらに見えるのは萼片なのです。
 「散策路図」の20番付近では、キセルアザミ(マアザミ)のつぼみが膨らんでいます。
まだ、目につく株は少ないですが、これから秋にかけて湿原のあちらこちらで多く見られるようになります。
 その他、
サギソウミズギクノリウツギの花は、そろそろ終わりです。
シラタマホシクササワヒヨドリが少しずつ咲き始めました。
サワシロギクの花数が徐々に増えてきました。

【2001.8.18
 ムカゴニンジンが咲き始めました。
 アブラガヤが色づき始めました。
 「散策路図」の20番付近では、ムカゴニンジンが咲き始めました。
白い小さな花をよく見ると、花弁は内側に巻き込むように曲がり面白い開き方をしています。
”むかご”を付ける時期にも見ておきたいものです。
 「散策路図」の11番、20番付近では、アブラガヤが目立つようになりました。
緑色した穂は、徐々に赤褐色に変化していきます。
花序に油臭があることから、その名がついています。
 その他、
サギソウが多く咲いていますが、それと共に湿原への踏み込みが目立ちます。
 踏み込みにより湿原が傷つけられることは、とても悲しいことです。

シラタマホシクサイワショウブサワヒヨドリのつぼみが膨らんでいます。
ノリウツギミズギクヒメシロネ、ミズオトギリ、ミズギボウシが咲いています。


【2001.8.11
 シラタマホシクサのつぼみが膨らんでいます。
 イワショウブのつぼみが膨らんでいます。
 湿原のあちらこちらで、シラタマホシクサのつぼみが随分と膨らんできました。
気の早い個体は開花したものもありますが、見頃は9月中旬頃です。
シラタマホシクサは完全に開花する前の方が、茎は青々としており、純白の花とのコントラストが素敵です。
しかし、今年は水不足のためか花が少ない気がします。湿原の植物達にとっても、まとまった雨が欲しいところです。
 湿原のあちらこちらで、イワショウブのつぼみが膨らんでいます。
特に「散策路図」の12、13番付近のものが目立ちます。
つぼみはこれから更に膨らみ、開花するまでには、まだ一ヶ月近くかかります。
 その他、
●サギソウが花数も多く見頃の状態です。
ヌマガヤ、アブラガヤの穂が目立つようになりました。
ノリウツギミズギクヒメシロネが咲いています。


【2001.8.5
 サギソウが咲いています。
 サワシロギクが咲いています。
 湿原のあちらこちらで、サギソウが咲いています。
白鷺が舞っているかのような、この花を見るたびに自然がつくり出す造形美に感心させられます。
まだ、つぼみの状態のものが多くありますから、その花数はまだまだ増えそうです。
 「散策路図」の15、20番付近ではサワシロギクが咲いています。
早いもの7/20頃から咲き始めており、これから徐々に咲いていき9月中旬頃まで楽しめます。
花の終わりに花弁が赤くなる様子も見ておきたいものです。
 その他、
イワショウブシラタマホシクサ、ミズオトギリがつぼみを膨らませています。
ヌマガヤの穂が出ています。
ノリウツギミズギクヒメシロネが咲いています。


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