2001.7月のデータ(2001/7/6の湿原風景) |
葦毛湿原の駐車場付近ではクサギが咲き始めました。 咲き始めは、雄しべが前方に突き出していますが、古くなると雄しべは垂れ下がり、かわりに雌しべが前方へ突き出してきます。そんな花の変化を見ていても楽しいものです。 |
「散策路図」の9、12、18番付近ではサギソウが咲いています。 早いものが先週より咲き始めたところであり、まだまだつぼみの状態のものが多いです。 8月上旬には花数も増え、湿原のあちらこちらで見られます。 |
「散策路図」の5番付近では、ノカンゾウが咲き始めました。 葦毛のノカンゾウは花のサイズは一般的ですが、背丈は30cm程度と低いものが大半です。 しかし、大輪のその花は豪華なものです。 |
「散策路図」の13番付近ではコケオトギリが咲き始めました。 この画像は15倍のルーペを使用し撮影したものであり、実際の花の直径は5mm程度と小さなものです。 夏の終わりに紅葉した葉の様子も見ておきたいものです。 |
「散策路図」の14番付近では、ミズギクが咲き始めました。 この画像は、12番付近で撮影したつぼみです。 8月上旬頃には湿原内のあちらこちらで咲き、見頃となります。 |
「散策路図」の18番付近ではノリウツギが咲き始めました。 この木の樹皮より和紙を作るときの糊を作ることから”ノリ”の名がついており、ウツギは茎の中が中空であるところからきているそうです。 |
湿原内やその周辺では、リョウブが咲き始めました。 この花が咲くと、いよいよ夏が来たなって感じます。 「散策路図」の4番、5番付近のものが背丈も低く、観察に適しています。 |
「散策路図」の8番、15番付近ではミミカキグサが咲き始めました。 これから暑くなるにしたがって、その花数は増し湿原のあちらこちらで見られるようになります。 |
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