'99.1〜2月のデータ


【'99.2.28】
 フモトスミレが咲いています。
 湿原入り口の憩いの広場周辺では、もう何株ものフモトスミレが咲き始めました。
小さな株ですが、白い小さな花が素敵です。
 本来は3月下旬から4月上旬に咲くのですが、春を待ちきれずに咲き始めたようですね。
 その他、
●アセビ、ヤマウグイスカグラなどの花芽が膨らみ、春の足音が聞こえます。


【'99.2.13】
 モミジイチゴが芽吹き始めました。
 バイケイソウの芽が成長しています。
 「散策路図」の1番付近では、モミジイチゴが芽吹き始めました。
3月上旬には、清楚な白い花が楽しめそうです。
立春も過ぎ、春は着実に近づいていますね。
 湿原背後の沢沿いではバイケイソウの芽が成長しています。
大きいものは高さ25cm程になっています。
花の時期が楽しみです。
 その他、
●豊橋では珍しく雪が降ったり、積雪したりと寒い日が続いていますが、日当たりのよい斜面ではタチツボスミレが咲いたり、樹木の芽吹きが始まったりと春がすぐそこまで来ています。


【'99.1.31】
 マンサクが咲き始めました。
 湿原背後の山ではマンサクが咲き始めました。
早いものは先週より咲き始め、満開に近いものもありますが、大半は咲き始めですから2月中旬頃まで楽しめると思います。
 花のない時期だけに、この黄色のちじれた花を見ると嬉しくなりますね。
 その他、
●湿原内では、ショウジョウバカマやハルリンドウが花芽を膨らませ春を待っています。


【'99.1.17】
 ショウジョウバカマの花芽が膨らんでいます。
 樹木の冬芽が楽しめます。
 湿原周辺の沢沿いでは、ショウジョウバカマの花芽が徐々に膨らんでいます。
3月上旬に淡紫色の花が顔を出し始めるのが待ち遠しいですね。
 冬芽を膨らませたり、発芽を始めたりと、植物たちは着々と春の準備をしています。
 花が無い時期の楽しみの一つに冬芽の観察があります。
厳しい冬から大切な芽を守るために、毛皮のコートで芽を覆うもの、一つの芽がだめになったときのために予備の芽を持つものなど、植物たちはそれぞれに工夫しています。
左の画像はネジキ、右はゴンズイの冬芽です。
 その他、
●雑木林では、イワタカンアオイ、ヒメカンアオイ、ヤブツバキが咲いています。
●メジロ、ジョウビタキ、ウソ、ルリビタキ、アカハラなど多くの野鳥が楽しめます。


【'99.1.2】
 バイケイソウが発芽し始めました。
 テイカカズラの種子が舞っています。
 湿原背後の沢沿いでは、早くもバイケイソウの芽が出始めました。
まだ発芽し始めたところで、これから次々と発芽し成長を続け、6月には大人の背丈を超える高さになりを楽しませてくれます。
 なお、発芽の時期は例年並で、早い年は11月頃から発芽し始めます。
 湿原周辺を散策しているとテイカカズラの種が飛んでいるのに出会います。
5月下旬にスクリューのような花を見せてくれたテイカカズラは長さ20cm程の鞘を作り、それが熟して割れると中から冠毛のついた種が風に乗って飛び広がります。
 その他、
●湿原内ではハンノキが雄花が次々に咲いています。
●雑木林では、イワタカンアオイ、ヒメカンアオイ、ヤブツバキが咲いています。



'99.01‾02 '99.03 '99.04 '99.05 '99.06 '99.07
'99.08 '99.09 '99.10 '99.11 '99.12

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