'99.8月のデータ


【'99.8.28】
 ムカゴニンジンが咲き始めました。
 ワレモコウが今にも咲きそうです。
 「散策路図」の20番付近では、ムカゴニンジンが咲き始めました。
ひょろと長く伸びた茎の先に、小さな白い花を幾つもつけています。
よく観察すると、葉の形状が下部と上部では異なることに気が付きます。
晩秋にムカゴがつくのも楽しみです。
 「散策路図」の15番や20番付近では、ワレモコウが今にも咲きそうな状態です。
花には花弁はなく、花弁のように見えるのは萼片です。
 残暑が厳しい葦毛ですが、植物は確実に夏の花から秋のものへとバトンタッチをしていますね。
 その他、
●ミズオトギリが咲き始めました。
シラタマホシクサのつぼみが随分膨らみ、早いものは開花し始めました。
サワシロギクが目立つようになりました。


【'99.8.21】
 ノダケが咲き始めました。
 サワヒヨドリのつぼみが膨らんでいます。
 「散策路図」の4番付近では、ノダケが咲き始めました。
色も形も地味な花ですが、私にはとても味わい深く感じるのですが如何でしょうか。
 「散策路図」の20番付近では、サワヒヨドリのつぼみが膨らみ、今にも咲きそうです。
湿地に生育する植物には、サワとかミズとかヤチなどを冠するものが多くありますが、これもその一つで、ヒヨドリバナに似ていて湿地に生育することから名がついています。
つぼみをつけたものを多く見ますので、これからが楽しみです。
 その他、
シラタマホシクサのつぼみが随分膨らんできました。
サワシロギクが次々と開花しています。
サギソウはピークは過ぎましたが、まだ楽しめます。


【'99.8.15】
 サワシロギクが咲いています。
 シラタマホシクサのつぼみが膨らんできました。
 「散策路図」の11、15、20番付近では、サワシロギクが咲いています。
まだ花数は少ないですが、これから徐々に増え、あと1ヶ月もすれば湿原のいたる所で見られるようになります。
 シラタマホシクサのつぼみが徐々に膨らんでいます。
完全に開花したときは勿論美しいですが、つぼみの状態は白さが一段と輝き素敵です。
湿原内のあちらこちらで見られますが、「散策路図」の9番付近のものは特に成長が早い様子です。
 その他、
イワショウブのつぼみが膨らんできました。
サワギキョウが咲いています。
ヌマガヤの穂が目立ちます。


【'99.8.8】
 サギソウが見頃です。
 ミズギボウシが咲き始めました。
 湿原のあちらこちらでサギソウが咲き、見頃の状態です。
花の美しさは勿論ですが、花の後ろに垂れ下がった距(きょ)でヤジロベーみたいに花との重量バランスをとっている構造にも感心させられます。
 「散策路図」の4番付近ではミズギボウシが咲き始めました。
湿原背後の沢では、早い時期に咲いていたのですが、湿原内のものは咲き始めたところで、これから徐々に多くの場所で見られるようになります。
 その他、
シラタマホシクサイワショウブのつぼみが膨らんできました。
サワギキョウが咲いています。
サワシロギクヒメシロネなどが咲いています。


【'99.8.1】
 サギソウが咲き始めました。
 ミズキクが見頃です。
 ノリウツギが見頃です。
 サギソウの早いものが7/27日より咲き始め、その数は徐々に増えています。
8/10頃には盛りとなり、湿原のあちらこちらで見られますが、現在は「散策路図」の13番、20番付近で多く見られます。
 湿原のあちらこちらでミズギクの黄色の花が目立ち、見頃の状態です。
白いサギソウと黄色のミズギクが並んで咲く姿は、とても素敵な絵になります。
 湿原を縁取るようにノリウツギが多く咲き、見頃の状態です。
真っ白な飾り花は、真夏の暑い盛りに湿原を訪れる者に涼しさを与えてくれます。
 その他、
ホザキノミミカキグサムラサキミミカキグサヒメミミカキグサが咲き始め、ミミカキグサも花数が増え目立つようになりました。
サワシロギクヒメシロネなどが咲いています。



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'99.08 '99.09 '99.10 '99.11 '99.12

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