2005.7月のデータ(2005/07/02の湿原風景) |
「散策路図」の5番付近では、ノギランが咲いています。 ランという名がついていますが、ユリ科の植物です。 葉はショウジョウバカマのものと似ていますが、見慣れればその違いに気付きます。 「花かおる葦毛湿原」66ページに掲載 |
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湿原のあちこちで、ミズギクが見られるようになりました。 茎は枝分かれしないのが普通ですが、ときとして枝分かれした個体も見ます。 これから、サギソウと一緒に咲く様子が楽しめそうです。 「花かおる葦毛湿原」67ページに掲載 |
湿原のあちらこちらでノリウツギが咲き始めました。 画像の個体は開花が早いもので、まだつぼみの個体も多くあります。 ノリウツギは湿原内と、それを取り囲むように多くあります。 「花かおる葦毛湿原」60ページに掲載 |
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「散策路」の7番付近では、ミミカキグサが多く咲いています。 例年なら、湿原内のあちらこちらで見られるのですが、今年はまだこれからなのでしょう。 ホザキノミミカキグサも咲いています。 「花かおる葦毛湿原」64ページに掲載 |
「散策路図」の5番付近ではノカンゾウが咲いています。 ここでの個体は、花茎は低く貧弱な感じはしますが、花は大輪で見事な美しさがあります。 ここでは、数はあまりなく、また花期も短いので毎週観察していないと見逃してしまうかもしれません。 「花かおる葦毛湿原」58ページに掲載 |
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「散策路」の4番、5番付近では、リョウブが咲いています。 多数の小さな花は、元から先端に向かって徐々に咲いていきます。 この花が咲き始めると、夏が来たという感じがします。 「花かおる葦毛湿原」60ページに掲載 |
湿原のあちらこちらで、モウセンゴケ、トウカイコモウセンゴケが多く咲き、今が盛りの状態です。特に、「散策路図」の8番や12番付近では多く見られます。 画像の左は、モウセンゴケ。右は、トウカイコモウセンゴケです。 今日は、曇りのためトウカイコモウセンゴケは完全に開花していません。トウカイコモウセンゴケは晴れた日の午前中に完全に開花します。 「花かおる葦毛湿原」56ページに掲載 |
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「散策路」の20番近くの出入り口付近では、ハンゲショウが咲いています。 しかし、このハンゲショウは元々葦毛湿原には自生していません。何者かによって”植え込まれた”ものなのです。 毎年、このページでも訴えていますが、”植え込み”は、湿原の生態系のバランスを崩したり、植物地理的混乱を招くなどとても大きな問題があります。よって、あってはならない行為なのです。 「花かおる葦毛湿原」101ページに掲載 |
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