2005.5月のデータ(2005/05/05の湿原風景) |
湿原内やその周辺の雑木林では、ネジキが咲いています。 木の背丈が高いものが多いですが、「散策路図」の15番付近のものは背が低く観察し易いです。 花は下向きに咲いていますが、これが種になるときには上を向くから不思議なものです。 |
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湿原近くの沢沿いでは、バイケイソウが咲き始めました。 今年はつぼみを多く付けた花茎がとても多く立っていますので、咲き揃うと見事な状態が期待できそうです。 |
「散策路図」の3番付近(木道を挟んで反対側)では、ハンカイソウが咲き始めました。 黄色の大きな花は、緑の中で一段と映え綺麗です。 |
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湿原内のあちらこちらで、クロミノニシゴリが咲き始めました。 クロミノニシゴリは、東海丘陵要素の一つでこの地域に固有の植物です。 サワフタギに似ていますが、名前のように実は黒く熟します。 ハイロキ科らしい花は、とても素敵です。 |
湿原周辺の林縁や湿原入り口の広場では、イボタノキが咲き始めました。 湿原入り口の広場のものは、木も大きく何本もあるので、花の盛りにはそこに近づくだけでイボタノキの香りがします。 |
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湿原周辺の雑木林の縁では、ナツハゼが咲き始めました。 今年は、花付きが良いのか多くの花を咲かせています。 まだ咲き始めですので、花は画像のような色ですが、これから赤みを帯びてきます。 この実は夏から秋にかけて黒く熟し、食べられます。甘酸っぱさがなかなかの味ですよ。 |
湿原から少し上の沢では、ミカワバイケイソウが咲いています。 まだつぼみが固いものも多いので、しばらく楽しめそうです。 湿原の中でも咲いているものがありますが、近くで見ることが出来ないのが残念です。 |
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湿原周辺の雑木林の縁では、オオバウマノスズクサが咲き始めました。 花は、とてもユニークな形をしています。 花の後の実の形が馬に付ける鈴に似ていることから名が付いたと言われています。 花は多く咲きますが、実になるものは少ないです。 |
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