2005.9月のデータ(2005/09/03の湿原風景) |
「散策路図」の1番付近では、スズカアザミが咲き始めました。 湿原内ではキセルアザミが見られますが、それに比較し多くの花を付けるので豪華に見えます。 <P.87> |
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「散策路図」の8番の木道を挟んで反対側では、サワギキョウが咲き始めました。 木道から少し離れていますので近づいて見られないのが残念ですが、少し変わった花の作りになっています。 なお、もう少しすれば、「散策路図」の5番付近で木道脇で咲きますので、その花の作りを間近で見ることができます。 <P.83> |
先週より咲き始めたイワショウブですが、早いものを除き大半は画像のようなつぼみです。 今、見頃のシラタマホシクサが終わると交代するかのように湿原のあちこちでイワショウブが見られるようになります。 <P.77> |
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湿原のあちこちで、ヌマガヤの穂が目立つようになりました。 ヌマガヤは北方寒地が分布の中心である植物ですが、葦毛湿原ではこの群落が優勢し、他の植物を圧迫しているほど勢いよく生育しています。 ミカワシンジュガヤなどは、この群落によって完全に住み場を追われてしまうので、人の手による適度な圧力を加える必要を感じます。 <P.84> |
「散策路図」の11番や15番付近などでは、キセルアザミが咲き始めました。 まだ、つぼみのものが多く、もう少しすると湿原のあちこちで見られるようになります。 斜め横を向いた花は、まさに火がついたキセルを思わせます。 花が終盤になると上を向きます。しかし、ここでは、つぼみの時から最後まで上を向いている個体も確認しています。 <P.76> |
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湿原のあちこちで、シラタマホシクサが完全に開花しています。 特に「散策路図」5番、9番、12番付近は群落を作っています。 ただ、今年はその群落が小さくなってしまったのが悲しいことです。 <P.73> |
「散策路図」の15番付近では、ワレモコウが咲き始めました。 この花は、先端から付け根へと咲いていきます。 また、花弁が無く、花弁のように見えるのは萼です。 この花が咲き始めると、秋の訪れを感じます。 <P.83> |
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「散策路図」の20番付近では、サワヒヨドリが今にも咲きそうです。 ヒヨドリが鳴く頃に咲くのでヒヨドリバナと名が付けられおり、サワは湿った所に生えることを意味しています。 <P.76> |
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