2006.7月のデータ
|
「散策路図」の13番付近では、ヒメシロネが咲き始めました。 葉の付け根に小さな白い花を咲かせているのですが、多くの人は気付かないのか通り過ぎてしまいます。 <P.66> |
|
|
湿原内のあちこちでミカヅキグサが咲いています。 地味な花で決して目立つものではありませんが、この植物は分布の中心が寒冷地にあり、温暖な葦毛湿原で見られることが珍しい事なのです。 <P.63> |
「散策路図」の5番付近では、ノカンゾウが咲いています。 この花は一日花であり、また個体数が少ないため見られる期間が限られます。 よって、タイミングが悪いと見逃すことになってしまいます。 <P.58> |
|
|
「散策路図」の12番付近ではミズギクが咲き始めました。 暑さが盛りになる頃には、この花もピークとなりサギソウと一緒に湿原のあちこちで見られるようになります。 <P.67> |
「散策路図」の10番付近では、ノリウツギが咲き始めました。 湿原内には多くのノリウツギがありますので、これから次々と咲きあちらこちらで見られるようになります。 <P.60> |
|
|
「散策路図」の7番、8番付近では多くのミミカキグサが咲いています。 連日の暑さで一気に咲き始めたといった感じです。 夏本番になるにしたがい、湿原のあちこちで見られるようになります。 <P.64> |
「散策路図」の13番、20番付近では、チゴザサが咲いています。 この画像のように小さな花が幾つも咲いています。その小さな花をルーペで覗くことをおすすめします。きっと、その美しさに驚くことでしょう。 なお、名前のように葉は笹に似ています。 <P.57> |
|
|
「散策路図」の20番に近い出入り口付近では、ハンゲショウが咲いています。 このハンゲショウは本来葦毛湿原に自生しているものではありません。 何者かによって植え込まれた植物なのです。これが咲く頃、毎年ここで記載していることですが、自生していないものや自生している同種の植物であっても別の場所から持ち込む事は、自然分布の攪乱、地域固有の遺伝的変異の汚染、地域フロラへの影響などが考えられ、決してあってはならない行為です。 <P.101> |
2006.01‾02 | 2006.03 | 2006.04 | 2006.05 | 2006.06 | 2006.07 |
2006.08 | 2006.09 | 2006.10 | 2006.11 | 2006.12 |