2006.11月のデータ
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湿原周辺の雑木林では,ヒメカンアオイが咲いています。 花は落ち葉に埋もれるようにして咲いています。よって,葉を見つけたらその根元の落ち葉を掻き分け花を探すことになります。 観察を終えたら落ち葉を元の状態に戻しておきたいものですね。 なお,ここにはイワタカンアオイもありますが,こちらはまだつぼみの状態です。 <P.98> |
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湿原周辺の雑木林では,フユノハナワラビの胞子葉が目立ちます。 カズノコのようにツブツブの胞子をいっぱいつけた様子を花に見立てて付けた名前だと思いますが,なかなか粋な名前を付けたものです。 <P.102> |
湿原内やその周辺では、ソヨゴの実が赤くなり目立つようになりました。 もう少しすれば、画像のものよりもっと真っ赤になります。 雌雄異株ですから、実のなる木とならないものがあります。 <P.46>、<P.92> |
「散策路図」の17番の木道を挟んで反対側付近では、ホソバリンドウが咲き始めました。 これは、山野に生えるリンドウの湿原型で葉が随分と細いのが特徴です。 <P.90> |
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湿原内のあちこちやと湿原周辺ではハンノキの花序が膨らんできました。 ハンノキは、まず雄花序が熟し、雌花序が熟す雄性先熟です。 「散策路図」の10番付近のものが背も低く観察し易いかと思います。 <P.99> |
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