2024.11月のデータ         



(2024/11/01の湿原風景)


【2024.11.24】
 
ヒメカンアオイが咲き始めています。
 イヌツゲが黒い実をつけています。

 湿原周辺の雑木林では、ヒメカンアオイが咲き始めました。
写真の個体は花付きがとても良い株でした。
葦毛湿原ではイワタカンアオイも見られますが、まだ蕾の状態でした。

 湿原内やその周辺では、イヌツゲの黒い実が目立ちます。
イヌツゲは雌雄別株ですから、実のなる木とそうでないものがあります。


その他、
●湿原周辺の林縁や湿原背後の尾根では、ヒイラギが咲いています。
●ウメモドキ、クロミノニシゴリ、ソヨゴ、ムラサキシキブ、センリョウ、ネジキ、クチナシ、ムベなど樹木の実が目立ちます。



【2024.11.16】

 
ヒイラギが咲き始めました。
 ムラサキシキブの実が綺麗です。

 湿原周辺の林縁では、ヒイラギが咲き始めました。
まだ大半は蕾ですが、早いものが咲き始めたといった状態です。
雄花をつける株と両性花をつける株があり、花は良い香りがします。

 湿原周辺の林縁では、ムラサキシキブの紫色の実が綺麗です。
ここでは、本種とよく似ているヤブムラサキもありますが、その葉はビロード状の手触りであることや枝や萼にも多くの毛があることで区別できます。


その他、
ホソバリンドウが木道近くで蕾を膨らませています。
スイランヤマラッキョウキセルアザミ、スズカアザミ、ツルグミなどが咲いています。
●ウメモドキ、イヌツゲ、クロミノニシゴリ、ソヨゴ、センリョウ、ネジキ、クチナシ、ムベなど樹木の実が目立ちます。



【2024.11.10】

 
ツルグミの蕾が膨らんでいます。
 ウメモドキの真っ赤な実が目立ちます。

 「散策路図」の1番からさらに山側へ進んだ所ではツルグミの蕾が膨らんでいます。
常緑つる性植物で地味な花は、秋が深まるこれからが花期となります。
春には可愛い実がつくので、その様子も見ておきたいものです。

 湿原内のあちこちで、ウメモドキの真っ赤な実が目立つようになりました。
5月中旬に咲く花は直径4mm程で目立ちませんが、この時期の直径数mmの真っ赤な実はとても目立ちます。
もう少しすると全ての葉が落ち、さらに実が目立つようになります。


その他、
スイランヤマラッキョウキセルアザミなどが咲いています。
●11/01に咲き始めたホソバリンドウの花は終わりましたが、別の株が木道横で蕾を膨らませています。
●イヌツゲ、クロミノニシゴリ、ソヨゴ、センリョウなど樹木の実が目立ちます。



【2024.11.01】

 
スイランが多く咲き見頃の状態です。
 ヤマラッキョウの蕾が膨らんでいます。

 湿原内のあちこちで、スイランが多く咲き見頃の状態です。
花は2、3日でしぼんでしまいますが、多く枝分かれした先端に付けた蕾が次々と咲きます。
この鮮やかな黄色の花は、初秋の葦毛湿原を彩ってくれます。

 「散策路図」の18番付近では、ヤマラッキョウが蕾を膨らませています。
花だけでは食用のラッキョウと見分けがつかない程よく似ています。


その他、
ホソバリンドウが咲き始めましたが、木道から遠くて撮影できませんでした。
サワギキョウ、ミゾソバ、マルバハギ、サワシロギクサワヒヨドリなどが咲いています
●スズカアザミ、キセルアザミイワショウブが咲いています。
●ムカゴニンジンのムカゴが多く付いています。
●ウメモドキ、イヌツゲ、クロミノニシゴリなど樹木の実が目立つようになりました。


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