2024.9月のデータ         



(2024/09/01の湿原風景)


【2024.09.28】
 
サワシロギクが盛りで多くの花が咲いています。
 シラタマホシクサは盛りは過ぎましたが、まだ楽しめます。

 湿原内のあちこちで、サワシロギクが今を盛りととても多く咲いています。
花弁は白色ですが、終盤になると赤味を帯びてきます。


 湿原内のあちこちで咲き誇ったシラタマホシクサは、そろそろ終盤です。
しかし、まだまだ十分に楽しめる状態です。
 昔のような大きな群落は見られなくなってしまいましたが、それで生える総面積は年々増えてきました。
これも植生回復作業の成果と一つです。


その他、
●ムカゴニンジン、サワギキョウイワショウブワレモコウノダケヒメシロネサワヒヨドリなどが咲いています
キセルアザミスズカアザミが咲いています。
●コシンジュガヤ、ミカワシンジュガヤ、ケシンジュガヤ、マネキシンジュガヤ、カガシラを見ることができます。
ヌマガヤ、アブラガヤが目立ちます。 



【2024.09.21】

 
サワヒヨドリが咲いています。
 サワギキョウの花数が増えてきました。

 「散策路図」の17番・20番の木道を挟んで反対側付近では、サワヒヨドリが多く咲いています。
和名にサワ(沢)、ミズ(水)、ヤチ(谷地)を冠するものは湿り気のある所に生えるという意味合いです。
そして、ヒヨドリバナに似ていることから名がついています。ヒヨドリバナの由来は、ヒヨドリが鳴くころ花が咲くことから名がついたと言われています。


 「散策路図」の11番付近では、サワギキョウの花数が増えてきました。
ヌマガヤと一緒に咲く様子は、葦毛湿原の秋を感じさせてくれます。


その他、
シラタマホシクサが見頃で多くの方が訪れています。
キセルアザミスズカアザミが咲いています。
ワレモコウノダケ、ムカゴニンジン、イワショウブなどが咲いています。
●コシンジュガヤ、ミカワシンジュガヤ、ケシンジュガヤ、マネキシンジュガヤ、カガシラを見ることができます。
ヌマガヤ、アブラガヤが目立ちます。



【2024.09.13】

 
イワショウブが咲き始めました。
 キセルアザミが咲き始めました。

 「散策路図」の13番付近ではイワショウブが咲き始めました。
この植物は、ミズギクミカワバイケイソウなどと同じように氷河期の遺存植物と言われ、北方寒地に分布の中心があります。
標高60m程の温暖な葦毛湿原に自生すること自体が珍しいことなのです。
まだ蕾のものが幾つもあるので、これからが楽しみです。


 湿原内のあちこちでキセルアザミが咲き始めています。
茎の先端につけた蕾や花は斜め下向きや横を向き、花が終盤になると上を向きます。
しかし、中には蕾の時から上を向く個体を見かけることがあります。

その他、
シラタマホシクサが見頃の状態です。
サワギキョウが咲いています。また、スズカアザミの蕾が膨らんでいます。
ノリウツギワレモコウノダケ、ムカゴニンジン、ヒメシロネ、イヌノハナヒゲ、ミカヅキグサなどが咲いています。
●コシンジュガヤ、ミカワシンジュガヤ、ケシンジュガヤ、マネキシンジュガヤ、カガシラを見ることができます。
ミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサヒメミミカキグサが咲き、日本に自生する4種類のミミカキグサが全て見られます。
ヌマガヤ、アブラガヤが目立ちます。




【2024.09.08】

 
サワシロギクの花数が増えてきました。
 イソノキの実が綺麗です。

 湿原内のあちこちで、サワシロギクミズギボウシの花数が増えてきました。
このサワシロギクが一つの株から次々と花を咲かせるので、長く楽しむことができます。
シラタマホシクサを筆頭に湿原は完全に秋の装いになりました。


 湿原内のあちこちでイソノキの実が目立ちます。
写真は「散策路図」の19番付近のものですが、特に綺麗だと感じます。
6月末頃に咲く花はとても小さいのですが、実は直径数ミリと大きく驚きます。

その他、
シラタマホシクサが見頃の状態です。満開になるのはこれからなのでしばらく楽しめます。
サワギキョウが咲き始め、イワショウブキセルアザミスズカアザミの蕾が膨らんでいます。
ノリウツギワレモコウノダケ、ムカゴニンジン、ヒメシロネ、イヌノハナヒゲ、ミカヅキグサなどが咲いています。
●コシンジュガヤ、ミカワシンジュガヤ、ケシンジュガヤ、マネキシンジュガヤ、カガシラを見ることができます。
ミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサヒメミミカキグサが咲き、日本に自生する4種類のミミカキグサが全て見られます。
ヌマガヤ、アブラガヤがとても目立つようになりました。




【2024.09.01】

 
サワギキョウが咲き始めました。
 シラタマホシクサが咲き始めました。

 「散策路図」11番から登山道の手間では、サワギキョウが咲き始めました。
名にキキョウとついていますが、花の形はそれとは大きく異なりミゾカクシに似ています。
これから多くの花が見られるようになります。


 湿原内のあちこちでシラタマホシクサが咲き始めました。
全てが満開になる花盛りの時期より、少し前のこの時期は茎は青々とし白い花とのコントラストが美しく感じます。
一週間後には、より見応えがある様子になると思われます。


その他、
イワショウブキセルアザミの蕾が膨らんでいます。
ミズギボウシサワシロギクの花数が増えてきました。
ノリウツギワレモコウノダケ、ムカゴニンジン、ヒメシロネ、イヌノハナヒゲ、ミカヅキグサなどが咲いています。
ミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサヒメミミカキグサが咲き、日本に自生する4種類のミミカキグサが全て見られます。
ヌマガヤ、アブラガヤがより目立つようになりました。


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