現在見られる葦毛湿原の自然

このページは、特に花の見られるシーズン(3〜12月)は随時 up-to-dateな情報を発信し、現在見られる葦毛湿原の様子を紹介します。
 文中の「散策路図」は、こちらをご覧ください。
なお、このページの画像は全て、取材当日にデジタルカメラで撮影したものです。
また、このページではラン科の植物については特定のものを除いて、あえて掲載しないようにしています。

(2025/09/06の湿原風景)


【2025.09.12】
 シラタマホシクサが満開で見頃です。
 キセルアザミの蕾が膨らんでいます。

 湿原内のあちこちで、シラタマホシクサが満開で見頃の状態です。
昔ほどの大群落はありませんが、それでも、あちこちで群落が見られ、見応えがあります。
今月末頃までは十分に楽しめそうです。

 「散策路図」の15番付近では、キセルアザミの蕾が膨らんできました。
中には、気の早い個体が開花しているものがあります。
まだまだ残暑厳しい日が続いていますが、葦毛湿原の植物達はすでに秋の気配になっています。


その他、
●湿原内では、ミズギボウシサワシロギクノダケが咲いています。
●湿原内では、アブラガヤ、ヌマガヤ、イヌノハナヒゲが目立つようになりました
●湿原内では、ミズオトギリ、ムカゴニンジン、ミカヅキグサヒメシロネなどが咲いています。



【2025.09.06】

 ノダケが咲き始めました。
 イワショウブの蕾が膨らんできました。

 「散策路図」の2番付近や4番へ向かう入口付近では、ノダケが咲き始めました。
この周辺では、株数も多く現在は蕾ですから、これからが楽しみです。
暗褐色の小さな花は地味ですが、味わい深い趣があると感じます。

 「散策路図」の4番付近では、イワショウブの蕾が膨らんできました。
これから徐々に花茎を上げ、あちこちで見られるようになります。
早ければ9月中旬頃から咲き始め、9月下旬から10月上旬には見頃になると思います。


その他、
●湿原内では、シラタマホシクサの蕾が随分と膨らみ、見頃一歩手前といった状態です。
●湿原内では、ミズギボウシサワシロギクの花数が増え、あちこちで見られます。
●湿原内では、アブラガヤ、ヌマガヤ、イヌノハナヒゲが目立つようになりました
●湿原内では、ミズオトギリ、ムカゴニンジン、ミカヅキグサヒメシロネなどが咲いています。
●湿原内では、ミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサヒメミミカキグサの日本に自生する4種類全てが見られます。
●湿原周辺では、センニンソウ、コバノカモメヅル、キンミズヒキなどが咲いています。


2025年の観察記録
2025.01‾02 2025.03 2025.04 2025.05 2025.06 2025.07
2025.08 2025.09 2025.10 2025.11 2025.12


過去の観察記録はこちら
 過去の「4.現在見られる葦毛湿原の自然」のデータ(1996年より)が月毎に閲覧できます。


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