現在見られる葦毛湿原の自然

このページは、特に花の見られるシーズン(3〜12月)は随時 up-to-dateな情報を発信し、現在見られる葦毛湿原の様子を紹介します。
 文中の「散策路図」は、こちらをご覧ください。
なお、このページの画像は全て、取材当日にデジタルカメラで撮影したものです。
また、このページではラン科の植物については特定のものを除いて、あえて掲載しないようにしています。

(2025/10/03の湿原風景)


【2025.10.11】
 ヤマラッキョウの蕾が膨らんでいます。
 ミゾソバが咲き誇っています。

 「散策路図」の18番と木道を挟んで反対側では、ヤマラッキョウが蕾を膨らませています。
膨らんだ蕾には、赤紫色の花色が薄らと確認できます。今月末には、花が見られるでしょう。
和名は、山に生えるラッキョウということでついています。食用にするラッキョウは中国原産の種を栽培しています。

 「散策路図」19番より中央広場側では、ミゾソバが盛りと咲いています。
花は白から赤紫色まで変異があります。
ウシノヒタイという別名があるように、葉の形は牛の顔を思わせる姿も見ておきたいものです。

その他、
●湿原内では、シラタマホシクササワギキョウサワヒヨドリイワショウブサワシロギクノダケが咲いています。
●湿原内では、スイランの蕾が膨らみ始めました。
●湿原内では、アブラガヤ、ヌマガヤ、イヌノハナヒゲが目立
ちます
●湿原横の沢沿いでは、スズカアザミが咲いています。



【2025.10.03】
 スズカアザミが咲き始めました。
 サワギキョウが見頃の状態です。

 「散策路図」の1番から3番周辺には、スズカアザミがあり、早いものは咲き始めました。
湿原内ではキセルアザミが多く咲いていますが、スズカアザミは上述の場所に生えます。
本種は枝分かれした茎の先端に多くの花を咲かせるので、キセルアザミより豪華に感じます。

 「散策路図」の11番付近では、サワギキョウが多く咲き、見頃の状態です。
花の形はキキョウとは大きく異なり、独特な形をしています。
最近は自生場所が広がり、木道すぐ横でも見られるようになりました。

その他、
●湿原内では、シラタマホシクササワヒヨドリイワショウブサワシロギクノダケが咲いています。
●湿原内では、ヤマラッキョウの蕾が膨らみ始めました。
●湿原内では、アブラガヤ、ヌマガヤ、イヌノハナヒゲが目立
ちます


2025年の観察記録
2025.01‾02 2025.03 2025.04 2025.05 2025.06 2025.07
2025.08 2025.09 2025.10 2025.11 2025.12


過去の観察記録はこちら
 過去の「4.現在見られる葦毛湿原の自然」のデータ(1996年より)が月毎に閲覧できます。


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