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「浜名湖の立面図」
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自然のままの岸辺はほとんど見られない。古くから人とのかかわりを持ちつづけて水際は加工されている。カメラの視野に飛び込んできた老木!岬の端に思いっきり枝を広げ悠然と立ちつくす。夏の日をさえぎり、風が吹き抜ける大きな緑陰で老婆が二人語らっている。絵になる!これぞ浜名湖。人と自然の調和だ。しばし次のシャッターを忘れ、見とれる。

秋の終わりにその老木の下に立った。小さな葉は紅く、残り少ない。天に力強く枝を張り、湖面に垂れ下がり、少々若いクスの大木を従えて、期待した通りのその姿。アキニレ(エンジュ)かな。

ふたかかえ以上もあるその幹は、樹というより岩だ!少なくとも200年以上、ひょっとすると500年。何事もなかった様に浜名湖を見つづけているのだ。

ところどころに釘が打ち込まれ、ロープが一本。子供達の格好の遊び場。今では怪獣か、戦艦か。時代時代の子供の最強のものに変身して何代も受けつがれ生き続けてほしいものだ。

湖岸の巨木をさがして歩こう。



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