2008.4月のデータ
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「散策路図」の1〜3番付近や5番の奧では、ミカワバイケイソウが見頃の状態です。 高山植物のコバイケイソウと近縁ですが、それに比べ花はまばらです。 また、花被片の縁は細かく切れ込み,その花被片より雄しべが長いのが特徴です。 <P.30> |
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湿原周辺の沢沿いでは、ニョイスミレが咲いています。 画像の個体は、ニョイスミレの変種であるアギスミレに近いタイプです。 葦毛では、葉がもっとブーメラン形になるアギスミレもあります。 <P.19> |
「散策路図」の1番付近では、ミカワバイケイソウのつぼみが膨らんできました。 今月末には、花が見られそうです。 葦毛湿原を代表する植物の一つです。 <P.30> |
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「散策路図」の1番から3番付近では、スルガテンナンショウが咲いています。 花序の付属体の先端がカギ形をしているのが特徴です。 <P.22> |
ハルリンドウの花数が増え、湿原のあちこちで見られるようになりました。 連日の暖かさで一気に開花が進んだ様子です。まだまだ花数は増えますので、これからが見頃となります。 現在、「散策路図」の6番付近が花数が多く見応えがあります。 <P.23> |
湿原背後の尾根では、ミツバツツジが咲いています。 これによく似たコバノミツバツツジも自生していますが、その雄しべは10本です。ミツバツツジの雄しべは5本ですから区別がつきます。 カタクリやヤブツバキも咲き、尾根歩きを一層楽しいものにしてくれます。 <P.12> |