2008.4月のデータ          



(2008/04/06の湿原風景)


【2008.04.29】
 ミカワバイケイソウが見頃です。
 ニョイスミレが咲いています。
 「散策路図」の1〜3番付近や5番の奧では、ミカワバイケイソウが見頃の状態です。
高山植物のコバイケイソウと近縁ですが、それに比べ花はまばらです。
また、花被片の縁は細かく切れ込み,その花被片より雄しべが長いのが特徴です。
<P.30>
 湿原周辺の沢沿いでは、ニョイスミレが咲いています。
画像の個体は、ニョイスミレの変種であるアギスミレに近いタイプです。
葦毛では、葉がもっとブーメラン形になるアギスミレもあります。
<P.19>
 その他、
ハルリンドウは花も小さくなり、そろそろ終盤ですが湿原内のあちこちで多く見られます。
ヤブデマリオカタツナミソウスルガテンナンショウチゴユリなどが咲いています。


【2008.04.13】
 ミカワバイケイソウのつぼみが膨らんできました。
 スルガテンナンショウが咲いています。
 「散策路図」の1番付近では、ミカワバイケイソウのつぼみが膨らんできました。
今月末には、花が見られそうです。
葦毛湿原を代表する植物の一つです。
<P.30>
 「散策路図」の1番から3番付近では、スルガテンナンショウが咲いています。
花序の付属体の先端がカギ形をしているのが特徴です。
<P.22>
 その他、
ハルリンドウの花数が増え、湿原内のあちこちで多く見られます。
●メギやヤブデマリが咲き始めました。


【2008.04.06】
 ハルリンドウが見頃です。
 ミツバツツジが咲いています。

 ハルリンドウの花数が増え、湿原のあちこちで見られるようになりました。
連日の暖かさで一気に開花が進んだ様子です。まだまだ花数は増えますので、これからが見頃となります。
 現在、「散策路図」の6番付近が花数が多く見応えがあります。
<P.23>
 湿原背後の尾根では、ミツバツツジが咲いています。
これによく似たコバノミツバツツジも自生していますが、その雄しべは10本です。ミツバツツジの雄しべは5本ですから区別がつきます。
カタクリヤブツバキも咲き、尾根歩きを一層楽しいものにしてくれます。
<P.12>
 その他、
●メギやミカワバイケイソウのつぼみが膨らんでいます。
スルガテンナンショウ、ミツバアケビ、サルトリイバラ、ニョイスミレが咲き始めました。
フモトスミレタチツボスミレニオイタチツボスミレマキノスミレ、ヤマウグイスカグラ、ミヤマシキミなどが咲いています。


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